【百合②】SなのかMなのか?仮面を剥がされたエセ女王様は‥
「私のこと嫌いになったでしょ!」
百合は歪んだ唇を噛みしめ、放心したように立ち尽くしていた。
「見てよ!汚い最低の女でしょ!」
百合の奇行は、四か月前のあの日以来頻発していたが、
今日の放尿事件は、そんな奇行の集大成だった。
あの日、女王様コスのままパクられ、
僕が救い出すまで大崎署で、さんざん詰問されたことが、激しいトラウマになっているらしい。
そんな百合を、気分転換にと誘った旅でも、このありさまだ。
「泣くなよ。お前、まだ混乱してるな。五反田は過ぎた事。いつまでも引きずってるんじゃない!」
予想もしない百合の放尿攻撃にあって、すっかり出鼻をくじかれてしまった僕だが、
めげない僕は、そんな百合を無理やり湯舟の中に引っ張りこんで膝の上に乗せ、背後からあやしていた。
「おしっこ位でまさか嫌いにはならないよ。それとも、オレと別れたくてあんなことしたのか?」
顔は見えないが、まだ泣いているのだろう、しゃっくりが僕の胸にヒクヒクと伝わってくる。
「違うよ!」
百合は、いきなり大きな声を上げ、振り返りざまに湯面を叩いたので、しぶきが僕の顔に飛び散った。
「分かった。分かったからもう暴れるな。少し落ち着けよ」
「由宇ってどんだけ我慢強い人なの?私が悪いことしたら、前みたいに叩けばいいじゃない!」
気がつけば、外はすっかり夕闇の世界で、ヴィラの広い浴室からは、
バルコニー越しに伊豆大島のシルエットが墨絵のように浮かんで見えた。
丘の下のトンネルを抜けてきた列車のライトが辺りを黄色く照らし、
汽笛が、遠く近く回りの山々にこだましている。
こんなロマンチックな背景の中で、しっぽり百合を抱こうと算段していた僕は、
予想もしない展開にすっかり筋書きを狂わされてしまった。
「ねえ、私のこと叩いてよ!」
「まあまあ、ちょっと落ち着きなよ!オレはね滅多なことじゃ怒らない。
あの時は悪かった。女を引っぱたいたのは、あれがオレの人生最初で最後だ」
「叩いてよ!バカな女はもっともっと叩かれなきゃ、治らないのよ!」
「分かった。そんなに叩かれたいなら、もう一度だけ引っぱたいてやる。それで、もうあのことは忘れるか!」
僕は百合を解放して、大きな溜め息を吐いた。
「結局、分かんないんだよ、日本人が‥
知らない人を叩いたり蹴ったり、おしっこ引っかけたり‥
そんなことしてお金が貰える世界って、不思議で仕方なかったんだよ」
後で分かったことだが、百合をSMの世界に引きずり込んだのは、大学の事務職の中年男だった。
全くふてえ野郎だ。
「いいか良く聞け。お前はね、倒錯の世界で倒錯した自分を演じていただけ。お前は普通の女だ」
「でも、気持ち良かったんだよ」
「それはな、自分の演技に自分が酔っていただけ。勘違いするな!」
僕は鬼の形相で百合を睨み付けた。
「だいたいな、お前、日本に何しに来た?勉強しにきたんだろが?」
百合は黙って、怒鳴る僕をじっと見つめ、最後に小さく頷いた。
「よし分かったなら、そこに突っ立って目を閉じろ」
僕はかなり加減して、手首のスナップだけで百合を引っぱたいた。
加減はしたものの、濡れた手と頬でピシッと大きな音がした。
「ありがとう。少しスッキリしたわ」
打たれた頬を押さえながら、百合はしゃがみ込み、上目使いに僕を睨んだ。
「そうかよ。俺は最悪な気分だけどな」
★☆★
「ねえ由宇、フェラってされるの好きな人?」
いたたまれないほど長い沈黙の後に百合がボソッとつぶやいた。
僕は呆れて、突っ立ったままポカンと口を開け、次に笑ってしまった。
当然、男根は萎びたままだ。
「何を突然?支離滅裂だなお前(笑)」
「どうせ、そんな女だよ。私‥」
百合は、まだ気持ちの切り替えが済んでいない僕ににじり寄ると、
シャンプーを僕の腹に塗りたくり、ヌルヌルの手で、僕の黄金の巾着袋を掴んだ。
加減を知らない女に鷲掴みされると、興奮より恐怖が先走る。
「フェラ?‥無理すんな。経験ないんだろ?」
「うん、経験はないわ。中国には日本みたいに生ものを食べる文化はないからね」
「生物扱いかよ?食べるって、本気で食うなよ」
「まさか」と百合は笑っているが、こいつの行動は予測できないので、気が気ではない。
そんな話の合間にも、百合は僕の股間の卵達をもてあそんでいた。
キリキリとした痛みに耐えながら、それでも下腹部は充血し漲ってくる。
百合は、そんな僕を浴槽の縁に腰掛けさせ、シャワーで泡を吹き飛ばすと、
舌を尖らせて、雁首をツツーっと舐め上げた。
ピクピクしてるね?とか言いながら、先端を指で弾いて遊んでいる。
「可愛いね、これ」
「可愛いか?でも、おもちゃじゃないぞ。こいつはこいつなりに、野心を持っている」
「へえっ、どんな野心なのかな?」
「世間知らずの姫様のお腹の中を引っ掻き回して、普通の女に戻してやる!ってさ」
「普通だよ私」
百合は、そう言って舌をチロっと出すと、いきなり僕を中ほどまで呑み込んだ。
―続く―
前日記で素敵ワク女から、僕のスカトロ愛好疑惑を厳しく追求するメールを頂きましたが(笑)
僕は、排泄物とか、汚パンツとか‥それらに類似する一切のものは、全く興味がないわけで、
つまり、狙いはただただ単純に、あなたの一個所!
さらには、あなたの清楚なお顔がめくるめく昂奮に歪む一瞬を見たいがため‥
本当にそれだけを求めてここに居ることを暴露しておきますね(笑笑)
コメント
2016/02/09 7:53
2. おはょです![[わーい(嬉しい顔)]](https://img.550909.com/emoji/ic_smile.gif)
生物 初めて口に含む時はドキドキ![[あっかんべー]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_imp.gif)
![[走る人]](https://img.550909.com/emoji/ic_runner.gif)
![[ダッシュ(走り出すさま)]](https://img.550909.com/emoji/ic_dash.gif)
(爆)
徐々に むふふ
返コメ
2016/02/09 7:28
1. おはようございます。
知らない世界を知ることは、大人になってからもドキドキしますね。
いつも思いますが、つぶさんの情景描写はすごいですね。
映画やドラマをみているようです。
ゆりちゃん、この先はどうなるのかな(^-^)
返コメ