令子は、まさか…小野小町?迷い蝶③
60代前半  東京都
2016/07/02 8:24
令子は、まさか…小野小町?迷い蝶③
「今日、このまま別れたら、僕は一生レイを抱く夢を見続けることになる」


「やめてっ!」



令子は、耳を押さえてその場に立ちすくんでしまった。



豊かな自然の中で、多くの生き物達が繁殖期を迎える8月。


この濃い緑に包まれた森の中には、見えない妖気が漂っている。



僕も令子も、そんな妖気にやられたのかも知れない。


僕が最初に令子に抱いていた軽い遊び感覚はとっくに消え、

何が何でも、この女と繋がりたいと言う衝動に代わった。




発作的に令子を引き寄せ抱き締めると、令子も僕の背中に手を回した。



この機を逃したら次はない。


♂の性衝動と少し違って♀のそれには波がある。


♂は追う性で♀は選ぶ性だから。


多くの生き物がそうであるように、人間だって例外ではないのだ。




気がつくと、風はすっかり凪いでいて、


木々の枝葉や下草から蒸し出された草いきれに、僕はめまいを覚えた。



僕から離れた令子は、立ち尽くしたまま、無表情で僕を見据えている。



「とにかくここは日差しが強過ぎる。移動しよう」


僕は少し強引に令子の手を引いた。




     ★☆★



照葉樹の木立に囲まれた全室離れ造りのホテルだった。


外観も室内もログハウス調で、ブラインドの羽根を捻ると、雑木林の緑が眩しかった。


「さ、こっちへおいで」



ソファーの隅で固まっていた令子は一度は頷いたが、すぐまた下を向いてしまった。



「由宇、あなたはそよ風みたいな顔をして、本当はつむじ風だったのね。私をどこまで吹き飛ばすつもり?」




「そよ風だか暴風だか、舞い上がって見なければわからないさ」



ベッドから下り、手を差し出すと、令子は弱々しく僕の手を掴んだ。



そんな令子を引き立たせ、膝下に手をそえると、僕はいきなり彼女を抱えあげた。



「軽いな。これなら担いででも山を降りられる」


「怖いよ。やめてっ!」


「何が怖い?まだ俺が怖いのか?」


「違うよ、落ちたら怪我しちゃうでしょ」


「誰が落とすか!こんな綺麗な獲物を」



僕は、笑いながら令子を抱えたまま、ダブルベッドの真ん中に倒れ込んだ。






「獲物なのね、私って」


「そう、僕の大切な獲物さ」


「そうね、獲物なら獲物のままでいいわ。その方か気がらく。私、いまもう何も考えられない」



「よし、風は吹き始めた。しっかりついて来いよ」


「やめよう、て言っても聞いてくれないんでしょ」



「うん、もう無理だね」



僕は優しく頷きながら、

令子のジーンズの膝に置いた右手を、内ももに這わせ、さらに付け根の丘を掴んだ。



躊躇う女を相手に、手を休めてはいけない。



ジーンズの上からとは言え、いきなり急所を押さえられた令子は、腰を捻って逃げようとしたが、


さらに強く掴まれ、厚手の布の上から僕の中指が食い込むと、


せつない息を吐いて、抵抗をやめた。



そればかりか、泣き出しそうな顔で、わずかに口を開け顎を上げてくる。



令子の歯は、小さく無駄なくきれいに並んでいた。

歯並びのカーブも男のそれよりずいぶん小さい。



令子の魅力の原点は、その精密なコンパクトさなのかも知れない。



唇を合わせ、舌を絡ませながら、僕は令子の包みを丁寧に解き始めた。



青竹の様にピンと張り詰めた白い脇腹。縦長なへその窪み。


そのどれもが、僕の征服欲を激しく刺激した。



慌ただしく服を脱がされ、全裸に剥かれた令子だが、


最後にブラを外すと、頑なにうつ伏せのまま動かない。


仰向けに回転させると、


両腕を交叉させ、一部の隙もできないよう、しっかり胸を隠している。



「なにしてんだ?」


「小さいって言わないで!凄く傷つくから」


「さっき見えたよ」



僕は笑いながら、令子の裸を見下ろし、トランクスも脱ぎ捨てた。


「いま笑ったでしょ!」



僕は表情を一切変えず、
少し乱暴に令子を引き寄せた。



「いいかレイ、良く聞けよ。親にこんなに綺麗な体を貰って、あと何が不満なんだ?その腕をどけてみな。刀傷かタトゥーでもあるのか?」


「何もないわよ。ついでに膨らみもない」



令子は、僕に目一杯顔を背けて、胸を覆っていた手を離した。


令子の二つの胸は、小さなゴムまりの三分の一を貼り付けたほど大きさで、

径も小さく、裾野の広がりもあまりなかった。


乳首は薄くもなく、かと言って決して濃くもなく、


やはり他の部品と同じように小さめに張り詰めていた。


「きれいな胸じゃないか。令子の全体に似合ってるよ」


「男の人って大きくなきゃヤなんでしょ?」


僕は、そんな令子を引き寄せ、いきなり左の乳首を口に含んだ。


「マミは私の胸を指で弾いて、男の子の胸だねなんて言った」


乳首を吸われながらも、令子は泣き言を続ける。



「うるさい!没頭してるんだからお前も没頭しろ!」


令子は鼻をグスグス言わせながらも、しまいには腰を振りながら僕の頭皮に爪を立てた。



乳首を吸いながら、下に指を這わせると、扉はすっかり開いて蜜が内ももまで溢れ出している。



中指を入れると、第一関節から少し奥で跳ね返されるような抵抗を感じた。


恥骨の裏側の抜け止めの軟骨が堰を作るようにせり出している。



「由宇‥」


「何だ?」


「大きくない?無理だと思う。太さも長さも全然違う」


「まさか、僕のは普通サイズだよ。触ってみるか?」



令子の細い指が、ためらいながら僕の角の表裏を這いずり回り、胴回りを締め付けた。



「太さも長さも全然違う。これって、もう少し柔らかくならないの?」



「誰と比べてるんだ?」



令子は、口ごもりながらこう続けた



「達也って小柄なのね。きっと由宇の半分くらい。私、達也しか知らないし‥」



「心配するな。女の体は最後に入った男の形を覚えるんだ。
今からレイの体に僕の形や大きさを覚えさせる」



僕は、少し怯えて眉根を寄せる令子の脚を開き、その間に入った。





       ―続―





この直後、令子の出血とか、いつくかの事件を経て、


二人は抜き差しならない関係に堕ちて行きます。




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コメント

50代後半  兵庫県

2016/07/02 11:52

24. こんちは[手(パー)]

何とまあ ゴムアレルギー〓[目]

危ない 危ない綱渡りですよ~
って 言うてる
うちは はじめましての時から生ビールですたッ[走る人][ダッシュ(走り出すさま)][あっかんべー]

60代前半  東京都

2016/07/02 11:42

23.  >>22 迦陵頻伽(*^艸^*)さん

さすが色んな症例をご存知ですね。

入れ難いってのはあるけど、抜けないってのは困りますね。

入り口で締め付けられて膨張が引かず、

抜け止めでロックされるのかな?

もちろん経験ありません(笑)

50代前半  京都府

2016/07/02 11:28

22. ラテックスアレルギーは酷いと抜けずにそのまま救急車ってなるから怖いよね…(´д`)[あせあせ(飛び散る汗)]
知らないと大変な目に合うよ…

60代前半  東京都

2016/07/02 10:39

21.  >>20 ゆういちろうさん

おはよう[曇り][晴れ]

疲れて寝落ちと二度の書き直しで遅くなってしまいました。

次は早めにアップしますね!

40代後半  愛知県

2016/07/02 10:27

20. おはようございます。

流石の文章構成と表現力に脱帽です!

次回も刮目してお待ち致しております(^^)

60代前半  東京都

2016/07/02 10:16

19.  >>16 ちゅろ[台風]じゅん〓さん

ややぽちゃの小柄さんは密着度が良くて、

需要高いらしいよ!

60代前半  東京都

2016/07/02 10:08

18.  >>15 (色欲亭)彦三治さん

抜け止めを

下からくぐる

心地よさ

朝からなんのやり取りだよ(笑)

電車の中で笑いが止まらんやないかい(怒)

60代半ば  富山県

2016/07/02 9:50

16.  >>10 ツブネコ[芽]さん
わぉっ、恥ずかしい文字誤りだね(笑)[ウッシッシ]。私は体に似合ってる三分二チビデブ世に要らない、デブの巨乳らしい?身長は令さん似だな。

50代半ば  大阪府

2016/07/02 9:49

15. 抜け止めに

停められ焦る

カリの宿

パイプカト

くゆらせ満に

抜け止めね

アレルギー

あれよあれよと

荒れまくる

ん~( ・ε・)
抜け止めかぁ~♪~

60代前半  東京都

2016/07/02 9:44

14.  >>12 かなちん@ワクワクLife自叙伝-連載開始さん

おはよう[曇り][晴れ]

ウェブ小説、ありますね。

面倒な手続きや表紙デザインまで代行してくれる業者もいるみたいです。

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