小学校5年、クラスのマドンナに初フル勃起♂した思い出(赤っ恥!)
あれは、僕が神戸から東京の区立小学校に転校してきた年の思い出だ。
当時、大阪弁丸出しだった僕は、級友達にからかわれながらも、
彼らが見たこともない、ミヤマクワガタやカブトムシ、
タマムシやアオカナブンなんかを家来に従えていたので、クラスでは結構人気者だった。
その小学校では、毎年11月に恒例の学芸会があり、
その年の5年生の出し物は、楽器演奏か創作劇に決められていた。
殆どのクラスが、無難な楽器演奏に決める中、
僕ら3組だけは果敢にも創作劇を出し物に選んだのだ。
劇に決めたのはいいけれど、無責任に他には何も決まっていない(笑)
慌てて、ホームルームで演題を決めるに当たって、
一切の取りまとめを任されたのが、何と僕とクラスのマドンナT子だったのだ。
意地悪な連中が、転校生で関西野郎のクセに
態度だけはやたらでかい僕に大恥をかかせてやろう!と思っているのが見え見えだった。
担任も渋々それを了承したので、
脚本、企画演出、舞台装飾…
さらに主役までを僕とT子が演じることになっちまった。
でも、内心僕はうきうきしていた。
T子は、かけっこや水泳では学年女子一番で、
クラス対抗リレーでは、アンカーをつとめ、4人ごぼう抜きをやってのけた女だ。
そのくせ、背はちっちゃく性格は明るくめちゃ温厚なので、
彼女は、女の子や先生達からも、絶大な人気があったのだ。
★☆★
「たんち山伝説」
そんな中、僕は劇のタイトルをこれに決めた。
たんち山とは、近くの中学校の校庭の隅っこにあって、
体育館ほどの大きさのドングリの木が生い茂る小さな丘だ。
昼間でも薄暗く、土が湿っているので、みんな気味悪がってあまり近づこうとしない。
僕の考えた筋書きはこうだった。
たんち山から、夜な夜な悲しそうな泣き声がすると言う。
声の主は、数年前からたんち山の中程の窪地に住み着いたタヌキのお母さんらしい。
山の北側斜面には、水が涸れた古井戸があって
タヌキの兄弟の幼い弟がその古井戸に落ちたらしい。
母ダヌキの泣き声は、夕方からまるで人間の女が泣いているかのように、もの悲しく辺りに響く。
でも、薄気味悪くて誰も助けに行こうとしない。
僕(由宇太)とT子(ハル)の兄妹は、一大決心をしてヘッドライトを額に縛り付け、子ダヌキの救出に向かう。
途中で帰ろうよ!と泣きが入る妹を宥めたり脅したりしながら、
大ザルとロープで(ここが幼稚)で子ダヌキを何とか救出したのはいいけれど、
今度は僕が古井戸に落ちそうになる。辛うじてロープが足に絡まり、宙吊りになる僕(由宇太)
T子が僕の足を掴み、
「誰か助けて!」と金切り声を上げると、
噂を聞きつけて集まっていた級友達が駆けつけ、
大勢で僕を引っ張り上げて、めでたく大団円(笑)
最後はダヌキの親子も入って、ふるさとの大合唱。
実際はたんち山に、タヌキなんかいるはずもないのだが、
この糞他愛もない劇が、実は大受けに受けて、
女の先生達なんか、しまいには泣き出す始末(笑)
妹役のT子の熱演が可愛らしく、後々まで語り草になったみたいだ。
全く期待されていなかった僕らの演劇は、
大受けに受けて、T子ばかりか僕の存在までが学校中に知れ渡ってしまった。
でも、その後の僕といったら、
T子をひどく意識してしまい、
二人きりになることを極端に避け狂ったのだった。
なぜなら、薄暗いたんち山のセットの中、
本番で何のためらいもなく、僕の腕にしがみつくT子に反応し、
僕のまだ毛も生えてないつるぴかのチ◎コは、
わなわなとフル勃起していたから。
スポットライトにケツを向けていた事は言うまでもありません。
ああ、あれって淡い初恋だったんですね(激しく遠い目)
★☆★
ま、そんな事もあって、
五年ごとの小学校のクラス会はいつも大賑わい。
何回目だったかな?
三十路突入記念のクラス会でのT子との会話。
↓↓↓
「あの劇の時さ‥お前が本気でしがみつくから、俺もうフル勃起してさ、
どうしよう、誰かに気付かれたら、もう学校行けねーよって、頭真っ白だったよ(笑)」
「やだ、そうだったの?だったら言ってくれたら良かったのに‥(笑)」
「ふざけんな。小5だぞ。言えるわけないやんか(笑)」
「まさか、5年の時じゃなくって、成人式の後のクラス会の時とか‥」
「お前ね。あのクラス会の後、誘おうと思って先回りしてたら、
お前の糞亭主が外に車つけて待ってたやないかい!(怒)」
「ええっ、そうだったっけ?」
「だいたいさ、19で学生結婚とか、お前の亭主どんだけ青田狩りなんだよ」
「ロリコンなのよね。今は見向きもされないわ」
「ところでさ、まだ門限とかあるのか?」
「えっ、まさか誘ってる?(笑)」
「どう、今日は二人でゆっくり昔話とかしないか??」
「どうしよう。困ったなぁ。実家に無理言って子供たち預けてきたのよね…」
ま、こんなもんでしょうね(笑)
初恋は、死ぬまで心の桐箱の中に入れて、
大切に
大切に
取っておきましょうよ!
今日は、そんな切ない切ないお話でした。
※画像はイメージです。
コメント
2016/10/04 2:38
9.
アララ、中二、高二、成人式、三十路の同窓会とチャンスは幾度と無く巡って来たのに逃すとは!!
次のチャンスは何時なのか?
定年退職同窓会とかだったりして(笑)
ツブネコさんそれまで現役で居てください(^。^)y-~
返コメ
2016/10/04 2:23
8. >>7 結さん
たんち山、誰が名付けたんだろね?ほんとにちっちゃな三階建ての屋敷くらいの山だよ。
半ズボンの前がピン立ちしてるのに、T子が膝あたりを本気で引っ張るんで、
いっそ、井戸の底に落ちたい気分だったよ(笑)
返コメ
2016/10/04 2:03
7. こんばんは
今日も夜更かししてます…
たんち山←響きがすげー気に入りましたよ。
なんか小学校の頃を思い出してしまいました。
そうなんですよね、
劇とかで恋が芽生える事って良く有るんですよ。
劇中にフル勃起←笑いましたw
さすがに小学生では、
無意味勃起を抑える事は難しいでしょうねw
無意味勃起って何で起きるのでしょうか?
それでいて、
「いざ鎌倉」って時に勃たなかったり・・
人生って不思議です。
良い話をありがとうございました(*´-`)
では、おやすみなさい
返コメ
2016/10/04 1:24
6. >>3 ちびすけさん
コメントありがとうございます。
ノスタルジーですね。全然色褪せてませんよ。
うー、あの頃に戻れたら!しくじらねーのに(笑)
T子とは、50過ぎてから友達付き合いしていますよ。
返コメ
2016/10/04 1:19
5. >>2 ちゅろ
じゅん〓さん
![[バッド(下向き矢印)]](https://img.550909.com/emoji/ic_bad.gif)
![[バッド(下向き矢印)]](https://img.550909.com/emoji/ic_bad.gif)
こんばんは。
うーん、T子が相棒じゃなきゃ逃げてたでしょうね(笑)
要は、スケベなガキんちょだったんですよ
返コメ
2016/10/04 1:15
4. >>1 コウイチさん
![[バッド(下向き矢印)]](https://img.550909.com/emoji/ic_bad.gif)
思い出すと悔しくて眠れません(笑)
こんばんは。
T子とは中3、高2とデートはしたんですが、
もう心臓バクバクで、手も握れませんでした
糞ウブなオレ
返コメ
2016/10/04 1:13
3.![[ぴかぴか(新しい)]](https://img.550909.com/emoji/ic_pikapika.gif)
![[うれしい顔]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_happy.gif)
ずっと昔の思い出でも
色褪せない事ってありますよね
今の精神年齢や身体で
あの頃に戻れたら…
猥褻罪で
捕まる可能性【大】ですが
返コメ
2016/10/04 1:06
2. つぶねこさんかなりおませだったんだね!?
構成はほのぼのとしていて、とても良いでしょう。当時から物書きの才能があったんだね~(‘o‘)ノ
返コメ
2016/10/04 1:05
1. なんか、じわりと引きつけられて二度読みしました。
T子さんいい女だったんでしょうね。僕も残念です←何が?WW
返コメ