雨に打たれて…
雲が…
ずっと…ずっと…向こうまで切れ間なく続いてる…
私の中のグレーゾーンを
映し出してるみたいに…
低い雲…
霧雨が…
うっすらと私を濡らす…
キミの笑った顔思い出せない…
真っ青な空みたいな…
キラキラした笑顔だったはず…
いつまで…ここに立ち尽くしていれば…
ずぶ濡れになるんだろう?
ずぶ濡れになったら…
泣いている事も…
誰も気づかないよね…
この…雲の上には…
真っ青な空があるのに…
私を照らしてはくれない…
キミの笑い声が聴きたいなっ…
そうしたら…私も笑えるかな?
キミの温もりも…
もう忘れてしまったよ…
この雨に打たれて…
冷たくなってしまった身体…
温めてくれる…
その腕は…
遠い空の向こうに…
消えてしまった…