migratory bird
70代以上  山口県
2022/11/18 21:04
migratory bird



去る11月15日の朝


お別れ会が開催されました。

私の部下達の話ではありません。

遂に この私。

本社勤務に変わって4年と5ヶ月。

新規プロジェクトも3年目へと差し掛かる矢先でした。

以前の日記にも書きましたが
ほんの数ヶ月前に人事異動があったばかりだったので
打診を受けた時は 半信半疑でした。


我が社は転勤の際には2週間前の告知となります。
今回はほんと急遽の話。

来年に新しく立ち上がるプロジェクトの室長としてお呼ばれする事となりました。


嬉しいが半分

肩の荷が降りてほっとしたのが半分。

実感が湧かないのが半分。といった感じだったかな?


2週間という時間はあっという間でした。


別れの挨拶は増え
仕事の引き継ぎは増え
餞別が増え(アル中イメージなのか酒ばかり笑)


反比例して
仲間の笑顔や口数は減り
私の散らかった引き出しや机の上の書類は片付いていき。


別れの日の朝

いつものミーティングの時間。

嬉しい事に、部下達はいつも私の一言コメントを楽しみにしてくれていまして笑(いつもワクワクの日記に書いているような話をします笑)


これまで皆としてきた事を振り返り
最後に別れの挨拶をしようとした時に


片目から たくさんの涙が。

それは両方の目に移り。


漸く これが最後なんだ と実感が湧き。


最後は泣かないつもりでしたが。

ダメでしたね笑



皆の夢を実現する為 必死でした。

たくさん 壁にぶち当たったし

悔しい思いも たくさんした。

恥ずかしい思いもしたし

どうしていいか 分からなくなる時もあった。

上層部からは たくさん馬鹿にされた。


でも諦めなくてよかった。

皆に不満もあったし

皆も私に不満があったと思う。

話したくない時もあった。

喧嘩もたくさんした。




でも こんな至らない私を

支えてくれて ありがとう と

離れ離れになって さびしいよ と




栄転でも そんなに嬉しくないし

ひとまわり成長させてもらったのに

自信がついた訳でもない。




皆と一緒に馬鹿やるのが楽しかっただけだったんだな と

ただ単に さびしいんだな と。

いままでのたくさんの想いっていうのが

走馬灯のように流れ



それは。 それは普遍的で。





皆も 泣いたんだけど笑

私からのお願いで

最後は皆で笑って送り出してくれました。





我々は これから

別々の道を 歩む訳なんですが

また 何処かで同じ道を歩めたら

互いの道を照らす事が出来たら







その日を 楽しみにして



新しいメンバーに この想いを託し

私は本社を後にしました。







そう。



私の名前は migratory bird(渡り鳥)



そして また





あの大空へと





帰るのだ





















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