日記に仕事の事を書く事が多い為、よく言われる

働き者　偉いね　頭がおかしいんじゃないか？
社畜　そんなに仕事が大切か？　etc…

皆　御尤な意見だ




しかし昔からそうではなかった

若い頃は悪い事ばかりしてろくに働きもしなかった
友達もいなくて　いつも独りだった

1日で首になった事もよくあった

ただ死んだように生きていた

何の為に生まれてきたのか？

ずっと考え続けていた



そんな中で救いの手を差し伸べてくれた人がいた

その人は、私を必要としてくれた

ありがとう　ありがとうって。

ただの言葉だけでも

うれしくて

ほんとにうれしかったんだ




但し　現実は厳しかった

実力の無い私のせいで

業績は傾き　その人は責任を問われ、左遷されて　いなくなった

私はずっと自分を責め続けた


自分の力の無さを恥じた


心から強くなりたいと願った


私の働く理由は　無き人への償いの日々へと変わったのだと知ったら、今もあの人は笑うだろうか


そうする事で自分の痩せこけた良心を満たそうとした


想いはかたちとなったのだろうか、結果を出す事ができた私は要職に大抜擢される。が、


しかし　私は弱かった

今度はそのプレッシャーに負け、結果が出せず遠方に左遷された




そんな中でも助けられたのが、その周りにいた仲間達であったり、師匠であったり、上司や部下であったりと

時には自分の事を差し置いて命を賭けて助けてくれようとしたり

たくさんの仲間達に助けられて、また要職に舞い戻る事ができたし、過去のトラウマに打ち勝つ事が出来た



私は働く中で生まれ　働く中でしか自分の存在を証明できなかった

誰かや　会社の道具ではないんだよ

働く事でしか　自分を表現できなかったが

しかし　いつも自分の意志だった






そして　今日に至る






人にはそれぞれの役割が訪れると　私は思っている

私は　今が　その時だと思っている




仲間達を

新たなる若い力を

こんな私でも　懸け橋になる事が出来れば



それは　どれ程に意味のある事か

いずれ　必ず分かる日が来る　と信じて




それが生きる理由だ









ただ　最近になって思うんだ



遠回りして　今更ながらようやくわかったけど



本当に私が欲しかったものは











仲間だったんだ



























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