ある夜の事だ、
飲み会の後、若干、ほろ酔い気分になったわたしは、帰路につくため
東武東上線の小川町駅行きに
フラついた足取りで
車内へ乗り込んだ、
何とか壁に寄りかかれる
ポールポジションをゲットすると
しばし、朦朧とした時間に包まれた、、、
「次は、○○駅~、○○駅~」
あ、降りる駅だ、、
私は、朦朧としたまま
そのアナウンスに従い
なんとなく体が軽いのを感じながらも
車両を降りた
タクシーで自宅に戻ると
まるで糸が切れたあやつり人形のように
倒れこむようにベットへと吸い込まれた
next morning
小鳥のさえずりとともに
頭痛に苛まれる自分を認識しながら
私は何とか目を覚ました
ん、ん、ん、~
「バックがないっ
️〓」
一瞬思考停止状態に、、、
3秒後、停止した脳細胞は
一気に酸素を取り入れ
活動を再開した!
そうだ、バックを電車に
置き忘れたんだった
️
あれには通帳が入っていたんだ、どうしよう
️
確か、小川町駅行きの電車だったな、、、〓
私は蜘蛛の意図のような細くて
触れたら途切れそうな記憶を引きずり出し
推理した、、、
普通に考えたら盗られてるよな~?
あるわけないよなぁ~?
真相を解明する為、
スマホを取り出し、小川町駅に電話をした、、、
ガチャ、
「小川町駅です」
「す、すみません、昨夜の2330ごろ池袋から小川町行きの 電車に乗ったんですけど、
途中の◯◯駅で降りたんですが、バックを車内に置き忘れてしまって、、、」
「どんなバックですか?」
「キャメル色の結構大きなバックパックタイプの、、、」
「あー、それならありますよ」
「へ?」
「同じようなバックなら、当駅で保管してありますよ」
「なんですと??」
私は安堵でその場に倒れこみそうなった、
だが、少しだけ残っていた、理性が
それにブレーキをかけ、駅員さんにさらに質問した
「その、バックの中に、◯◯銀行の◯◯という名前の記載された通帳入ってますか?」
「ちょっと確認します」
ゴソゴソ、、、、、
「あ、ありますよ~」
軽っ!いや、軽快なリズムの駅員さんの回答は、まるで福音のように私の脳に鳴り響いた
️
「よかった~」
今度こそ安堵でその場に座り込んだ私は
駅員さんに取りに行く旨のアポを取ると
スマホを切りしばし、ボーゼンとした、、、
「日本だからあったのかな?」
普通、バックが無傷で帰ってくるなんて事有り得ない、、、
日本でよかった、、
「さて、今日はヤツ【バック】にでも逢いに行くか、、、ちょっと、遠いけどな、、、」
今夜、私は小川町に旅立ちだろう、、、
その話はまた、後日、、、(^_^;)
コメント
2018/06/25 11:48
3. >>2 シュウさん
それは良かったですね。
やはり日本人は優しいというか真面目なんですね。
海外からの旅行者も忘れ物が戻ってくると感激する位ですから(笑)
酔っ払って最終とかに乗ると酷い目に遇いますね。
私も川越から朝霞まで深夜に歩いた事あります(苦笑)
返コメ
2018/06/25 8:15
2. >>1 はる仙人さん
コメありがとうございます
そうですね、財布は入ってなかったのは幸いでした。
ただ、書き忘れましたが
実は、通帳とともに印鑑も入っていたんですね~!
オソロシイ出来事でした(^_^;)
返コメ
2018/06/25 8:07
1. おはようございます。
バッグあって良かったですね。
ただ、財布だったら中身の現金は抜かれていたかも。
私も以前東上線沿線に住んでいましたから懐かしく思いました。
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