もしボクがしゃべれたら
今朝の朝食時に携帯を見て、涙が止まりませんでした
鬼の目にも涙?
好きに言ってください
ネットニュースをいろいろ見ていて、動画『IF I COULD TALK』(もしボクがしゃべれたら)を見つけたのです
一昨日の夜、知り合いと飲みながら、犬の看取りの話をしたばかりだったので、タイミングが良すぎました
動画では、体調の芳しくない愛犬の人生の終わりを、飼い主が決断するのです
ピアノの音が、重くなったり軽やかになったりして、折々の飼い主と犬の気持ちを伝えてきます
画面が変わるごとに、真っ黒な画面に白抜き文字でメッセージが出てきます
メッセージ(犬の気持ち)は、飼い主との出会いと、たくさんの思い出と、飼い主と家族への感謝でした
嬉しいことを記憶する能力は、どの動物にもあると思いますが、自分から何かして人を喜ばせようとするのは、飼い犬の特長だと思います
動画の最後に、元気な犬の鳴き声が海岸に響きます
そこに、2人の著名人の言葉が出てきます
『犬を愛するまで、人の魂の一部は眠ったままなのだ』…アナトール・フランス
ん~、ちょっと大袈裟かも…?
『もし天国に犬がいないのなら、私は天国じゃなくても、犬が待っている場所に行きたい』…ウィル・ロジャース
あ!この気持ち、凄くよくわかる!
今まで飼ったどの犬も、何日も介護をして看取ってきました
悔いない看取りなんて、ありません
何をしても「もっと何かしてやれなかったか」と、悔やむものです
うちの犬は、最近よく夢を見て寝ぼけて、家の中を吠え回ります
間違えたとわかると、「おかしいなぁ…」とでも言いたそうに「くぅ~ん」と言いながら、自分の座椅子に寝にいきます
元気な高齢犬が、今も私の椅子の後ろで熟睡しています