昨日の夕方、お友達がバタバタと入ってきました

差し出された大きなビニール袋に、根っこから引き抜いた１メートルほどの高さの紫蘇が、３本見えます

「用水路で洗っただけだから、もう１回洗ってね」

渡された大袋の紫蘇が、ピシャピシャと水滴を落とします

「用水路？」
見たことなくて、よくわかりませんが…
たぶん、大きめの側溝？

反対の手には、くねった長ナスと、大きくくねったキュウリと、シシトウとミディトマトが、それぞれ入ったビニール袋

お茄子のトゲとピンと張った皮が、新鮮さをアピールしています

「うわ！ありがとう」

「早くもがんと、キュウリがあっという間に太りすぎるけぇ」

お姑さんの趣味が、畑をすることです

「食べもせんのに、植えるけぇね」
シシトウを指差します

「普通サイズのトマトは、食べきる前に割れていくけぇ、今年は小さめにしたんよ」
ピンポン玉くらいのトマトが、よく熟れています

「いつも、ありがとう」

水滴の落ちる紫蘇は、玄関先に置きました

彼女は、私のことを「配り先に困ると思い出す」と笑って言います

お野菜を置くと、実母のリハビリに付き合うからと、バタバタと帰って行きました


子どもに電話を掛けました
「お茄子とキュウリと紫蘇、いる？」

「紫蘇、いるぅ！」

取りに来た子が、嬉しそうに紫蘇の袋を抱き締めます

「花穂が出ないか、もう１度植えて育ててみる」と言います
新鮮だから、根付くかも？

私に似て、斬新な発想をする子です

お茄子とキュウリを全部、持って帰りました

そうきたか…
まぁ、良いけど…


シシトウとトマトの食べ助けを、お隣にお願いしました

手元に残ったのは、少し割れてる完熟トマト

何に使おうかな？