たくさんの命
刺すような日差しを受けて、蝉が梅の木でワシュワシュと歌います
朝8時、それを背中で聞きながら、ブルーベリーを摘みました
10時の鳩時計を聞きながら、ふと気付くと蝉が静かになっています
気温を見ると、室内なのに34度ありました
犬は敷居を枕に廊下で寝ていますが、口を開けてハァハァしていませんから、まだ暑すぎではないようです
台風が連れてきた生暖かい風が、網戸を吹き抜ける音しかしません
72年前の今日
8時15分、広島に原爆が落ちて、たくさんの命が失われました
たくさんの犠牲があって、今の穏やかな時代があることを、私達が語り継いでいかなければいけないと思います
命の儚い蝉も気付いて、悼むために羽音を止めたのかしら
お昼過ぎの夕立のような雨の後に、刺すような日差しが戻ってきました
また、一斉に蝉が鳴き始めました
コメント
2017/08/06 16:12
3. >>2 ゆめさん
ありふれた言葉だけど、平穏な日々がずーて続けばいいですね。
返コメ
2017/08/06 15:54
2. >>1 スイカさん
こんにちは
何の罪もないたくさんの人達の未来が、一瞬で消えたんですよね
生き長らえた人達も、次の世代の健康不安を抱えて生きたのですから、酷いことですね
返コメ
2017/08/06 15:44
1. 自分らが漫画見だした頃に、はだしのゲンってのがありましたけど あれが現実にあったんですよね
何がおきたのかわからずに亡くなった人
もがき苦しみながら亡くなった人
さぞ無念だったでしょう
返コメ