ジュースで煮る
美容師さんと話している時に、鏡の前のたくさんの手のひらくらいの大きさの葉に気付きました
「里芋の葉っぱよね?」
「そうそう!野菜室の中で芽が出ちょったから、植木鉢に植えたら、どんどん大きな葉っぱが出てきたんよ」
「ご立派ねぇ」
「サツマイモも芽が出ちょったけど、ここまでは育たんよ」
「あ…」
お友達にもらった、1本ずつ新聞紙に包んであるサツマイモを、そのまま放置していることを思い出しました
(帰ったら見なくちゃ!)
と思ったのに、帰ったら用事に追われて、また3日放置してしまいました
「あ~!」
さっき思い出して、新聞紙を開けました
5本のうち3本から、紫色の小さな葉が付いたひょろひょろした白い茎が何本も伸びていました
茎の長いものは、15cm以上ありました
「がんばったね」
でも、情け容赦なく、ポキポキと取って捨てました
残りの2本のうちの1本は、干いびて小さく細くなっていました
「あ~ぁ」
最後の1本は、中が柔らかくなっていました
中が腐っていて、触るとぐにゅぐにゅした柔らかさでした
新聞紙から取り出さずに、そのまま包み直しました
「ごめんなさい」
新聞紙と、使えない2本を捨てました
よくタワシで洗って、輪切りにします
アク抜きのお水が透明になるまで洗って、お鍋に入れます
お砂糖と少しのお塩と、オレンジジュース1缶を注ぎ入れて煮ます
ひとつまみのお塩で、甘味が強くなります
サツマイモはすぐに火が通るので、あっという間に『オレンジ味のサツマイモの煮物』の出来上がりです
マーマレードが苦手な人には、お勧めできません
たくさん貰ったサツマイモ
鶏肉や豚肉と甘辛く煮たおかずにしたり、おやつの大学芋になったりしましたが、フィニッシュはオレンジ煮にしました
冷蔵庫に入れて、冷やします
これは、おやつにもおかずにもなります