黄色い太陽
今朝の3時半が新月でした
旧暦7月の始まりです
そんな話をしていたら、「オレは黄色い太陽を見たことがあるぞ」と、同級生がニヤニヤしながら言いました
「朝日は、赤と黄色とオレンジとピンクを足した色でしょ」
「そういう意味の『黄色』じゃないっちゃ!」
「どういう意味?」
「女と朝までホテルでいちゃついて、『わっ!朝日が眩しい!』みたいなやつよ~」
「あ~、興味ないわぁ」
「最近、ないなぁ」
「ますます、興味ないわぁ」
「どこかに、いい女はおらんかのぉ」
「あ~、バツイチがガツガツしてる~」
「しとらんわ」
「隣に座ってるのに、見えてないかなぁ」
「ふん、圏外やね!」
「あ~、むかつく~」
「オレはウソをつけんタイプなんよ」
「はぁ?この前の女はどうなったのよ」
「どんな女でも良いわけじゃないんちゃ」
「あ~、バツイチがぜいたく言ってる~」
「好みのタイプは譲れんからね!」
「どうして外見から入るかなぁ」
「そこから入らんで、どうするよ!」
「ますます、ご縁が遠ざかるわね~」
「今年も彼女ができずに、1年が終わるんかのぉ」
「黄色い太陽を見るために、がんばりなさいよぉ」
「この年で、それはムリじゃろ」
「まだ4か月残ってるよ」
「できるかのぉ」
「どっち?彼女?交尾?」
「交尾、言うな!セックスじゃ!」
「失礼しました!」
なかなか彼女の出来ない同級生と、オムライスで有名なお店から帰りながら、そんな話をしました