一線は越えてません
しょっちゅう、同級生とランチに行きます
彼は外仕事です
お仕事にムラがあるので、多いときは全く休めませんが、暇になると週の半分以上が休みになります
自分の用事を済ませた彼は、一人で昼食を取りたくないらしく、10時くらいに連絡してきます
「今日も、休みになった」
「そか、お昼ごはん行こうか?」
「うん。何時に行こうか?」
「用事あるから、11時にしてください」
「わかった」
こうして、一緒にお昼ご飯を食べに行くことになります
「彼女か?」
お店で彼の知り合いに会うと、必ず言われます
「こいつ?同級生っちゃあ!」
笑いながら答えるので、ますます怪しまれます
「ほんとか?」
疑惑の眼差しは、私にも向けられます
「ぜんぜん、違いますよ。お互いにタイプじゃないから。怪しい関係なら、人目につかない所に行きますって!」
隣で、私も否定します
否定すればするほど、怪しく見えるのでしょう
「こいつのこと、よろしくお願いしますね~」
頼まれたりします
「絶対に怪しんでるね」
彼は、それを面白がったりしています
最近、おいしいセリフを学びました
「一線は越えてません」
今度、言ってみたいですが…
このセリフでは、ますます怪しまれるでしょうね
こういう時に限って、なかなか知り合いに会えません