一線は越えてません
60代前半  山口県
2017/08/24 12:32
一線は越えてません
しょっちゅう、同級生とランチに行きます
 
彼は外仕事です
 
お仕事にムラがあるので、多いときは全く休めませんが、暇になると週の半分以上が休みになります

自分の用事を済ませた彼は、一人で昼食を取りたくないらしく、10時くらいに連絡してきます

「今日も、休みになった」

「そか、お昼ごはん行こうか?」

「うん。何時に行こうか?」

「用事あるから、11時にしてください」

「わかった」


こうして、一緒にお昼ご飯を食べに行くことになります

「彼女か?」
お店で彼の知り合いに会うと、必ず言われます

「こいつ?同級生っちゃあ!」
笑いながら答えるので、ますます怪しまれます

「ほんとか?」
疑惑の眼差しは、私にも向けられます

「ぜんぜん、違いますよ。お互いにタイプじゃないから。怪しい関係なら、人目につかない所に行きますって!」
隣で、私も否定します

否定すればするほど、怪しく見えるのでしょう

「こいつのこと、よろしくお願いしますね~」
頼まれたりします

「絶対に怪しんでるね」
彼は、それを面白がったりしています


最近、おいしいセリフを学びました

「一線は越えてません」

今度、言ってみたいですが…

このセリフでは、ますます怪しまれるでしょうね


こういう時に限って、なかなか知り合いに会えません
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