出来上がったら、違う物
ブルーベリーが採れ終わったので、昨日はジャムを作りました
今年は4.045g
梅と同じで、例年の倍の収穫量です
寸胴鍋を2つ出して、2kgずつに分けて入れました
お砂糖を少しずつ入れながら、ことこと煮ます
煮詰まってきたら、大きめの寸胴鍋に移して1つにします
空いたお鍋の中の色が、とてもきれいなキャンディレッド
防腐剤代わりのレモン果汁を入れると、少し濃い紫色に変わります
仕上げにペクチンを入れて、ブルーベリージャムのできあがりです
空いた寸胴鍋で、ビンとフタを煮沸します
この時に活躍するのは、長年使っている哺乳瓶掴みです
毎年、「新しいのを買おうかな」と思うのですが、「まだ使える」と思い直して、最後に熱湯で洗って片付けます
オタマも熱湯を潜らせてから、お鍋のブルーベリーを掬います
ブルーベリーと液体を2対3くらいの割合いで、ビンに入れます
オタマから移すときに失敗すると、パチャッとテーブルに赤い水玉模様ができます
実を落とすと、コロコロと赤い線を描きながら転がります
芸術的ですけど…
お砂糖でネトネトしていますから、ウェットタオルで拭き取りました
今年は、ビン詰めが12個
よく洗って、逆さまにして冷蔵庫に入れました
こうすると密閉されるので、完成品はビンのフタの真ん中がへこみます
こうなると、長く置けます
今朝、ジャムを試食しようとしましたが、フタがピッチリ閉まっていて、なかなか開きません
いろいろなビンにチャレンジしましたが、どのビンも同じように固く閉まっています
上出来って思えば、そうなんだけど…
「ん~!食べたい!」
自分の握力の無さが、情けなくなります
「あ…」
前に、「フタを温めると開けやすくなりますよ」と、教えてもらったのを思い出しました
「さっさと開かないから、熱湯地獄の刑!」
蛇口から出る90度の熱湯で、フタを温めました
「これくらい?」
フタを握って「えいっ!」と回すと、パカンッ!と鳴りながら回りました
開きました!
教えてくれた人に、感謝です
ジャムと格闘している間に、トーストした食パンは冷めてしまいました
スプーンをジャムのビンに入れると、ゲル状になっているはずの液体が、妙にサラサラしています
「あっ!分量が間違ってる!」
ペクチンを2kg分しか入れていなかったことに、今ごろになって気付きました
コロコロの実とサラサラの液体を、食パンに挟んで食べました
甘くて少しだっぱくて、お味は最高なのに…
「ジャムじゃなくて、ソースになっちゃったの」と言って、配り回ることになりました