昔の言葉
練り歯磨きが少なくなったので、ドラッグストアに行きました
逆さに置くスタンディングタイプを買い続けていましたが、20cmくらいある昔の細長い容器入りが、一番下の棚にあるのに気付きました
フタをねじって開ける『昔のチューブ』を想像して、ちょっと懐かしくなりました
グラム単価を比較計算すると、この方がお得です
それを買いました
新しいチューブを下ろした日
箱から出した容器のフタは、パチンと持ち上げて開けるようになっています
やっぱり、容器も進化しています
使い始めて、驚きました
小さなキャップは開け閉めが楽です
柔らかいチューブから出すのも、少し握ると出てくるので楽です
握力が幼稚園児並みの私には、使い勝手のいい商品に変身していました
ところが、同じ年月の間に、洗面台は違う進化を遂げていました
スタンディングチューブに合わせた寸法では、長細いチューブは傾けて立てることになります
「う~ん、そうきたか…」
練り歯磨きのことを、夫は『歯磨き粉』と言います
この人は以前は、洗面器は『おけ』、ハンガーは『衣紋掛け』と言っていましたが、私がきょとんとするので、最近は言わなくなりました
同級生がお茶をしに来たので、聞いてみました
「歯を磨く時に使うのは、歯磨き粉?」
「うん」
「チューブに入ってるんじゃなくて?」
「チューブ」
「じゃあ、練り歯磨きじゃん」
「あぁ…、そうじゃのぉ」
「じゃあ、名前だけ『歯磨き粉』?」
「そういやぁ、そうじゃのぉ」
「最近の若い人でも、昔の言葉を使いますよ」と、黙って聞いていたハタチの男子が言います
「昔の言葉…?」
ジェネレーション・ギャップ感が満載です
「昔ってどれくらい?半世紀以上生きてる私も、歯磨き粉を使ったことは、ないけどね」
「そうなんです?あの、みんな毛染め剤を『染め粉』って言うけど、チューブから出ますから『粉』じゃないっすよね」
「あ~、ほんとだね」
ゲル化して使いやすくなっても『粉』と呼ばれる物は、探したら他にもあるかもしれません
コメント
2018/02/05 16:57
2. >>1 野川こうえんさん
こんにちは
小林富次郎商店(現ライオン株式会社)が、歯磨き粉の発売したのは1896年(明治29年)
練り歯磨きを発売したのは、1911年(明治44年)
練り歯磨きが大量生産されたのは、1922年(大正12年)
1949年(昭和24年)に、チューブ入り練り歯磨き発売
(以上、ライオン社史より抜粋)
昭和30年代生まれですが、それは粉から練りへの過渡期でもないので、歯みがき粉を使ったことがないのは本当です
嘘は申しておりません(´-ω-`)
返コメ
2018/02/05 14:14
1. お久しぶりです♪
歯磨き粉知りません?ウッソ~(笑)
オイラの同級生の親父はタバコを吸う人で、タバコ専用の歯磨き『ザクトライオン』っていう歯磨き粉を使っていました。
それが妙に格好良くて、成人した私も1度だけ買ったことを思い出しました。
返コメ