長く長く、楽しんでいます
先月の20日過ぎに雪の降った朝
雪の重みに負けたのでしょう
枝豆のようなツボミを付けた水仙が、根元から5cmほどのところで、ことごとく折れて倒れていました
全部で8本ありました
(開く気配もないつぼみが、育つかなぁ)と思いながら、花バサミで切ってお手洗いに活けました
2~3日後に、膜のような薄皮を開いて固いツボミが出てきました
その数日後に、1本が3輪咲かせました
ドアを開くと、水仙の芳しい薫りが出迎えてくれます
ピンと上を向いて膜に包まれたツボミは、膜を開いて横向きに小さな緑のツボミが出して、さらに先を白い花弁に成長させて、うつむいて咲きます
地味な花の薫りは強く、軽やかさとは程遠いミドルクラスの芳しさです
地味な花からは想像できない、存在感のある薫りです
あの雪の朝から、3週間くらい経つでしょうか?
まだ次々と咲き続けていますが、最初に開いた花が枯れる気配がありません
今日も1本咲きました
嬉しいなぁ
残りのツボミは1本ですが、間もなく咲くでしょう
自分を取り戻せる小部屋は、座ると水仙の薫りが癒してくれますが、お手洗いの電気を消し忘れると、ドアを開けても薫りがしません
プラズマクラスター、恐るべし
人感センサーが不在を認識すると、見事に臭いを消してくれます
この薫りは、なかったことにしないで欲しいなぁ
小まめに電気を消して、水仙の薫りを長く楽しませてもらっています