３泊４日の格安ツアー旅行の、準備が整いつつあります
　
自分の娘よりも親しくなってしまった娘の同級生のＮちゃんと、そのいとこの女の子Ｓちゃんに懇願されて、連れていくことにしました


海外旅行初体験の彼女達が、いろいろなことで連絡をしてきます

まず最初にＳちゃんが、パスポートの取り方を聞いてきたので、市役所に申請手続きに行かせました

「値上がりしていたので、10年は諦めました」と、青い表紙のパスポートを持ってきました

次にＮちゃんが、持っていく物を聞いてきました

バッグに入れて持ち歩く物と、キャリーバッグで持っていく物、ジップロックに入れなければいけない物を書き上げてメールしました

「おばちゃん、あめは？」と、電話で聞いてきました

「え？」

「キャンディー、持って行ってもいい？」

「あ、ショルダーバッグで持ち歩けるわよ」

「良かった…」

Ｎちゃんは、キャンディーをどうやって持って行くかが、聞きたかったようです


先日はＳちゃんが「Ｎちゃんが、買ったばかりのキャリーバッグの鍵を、もう無くしました！」と、慌てて連絡してきました

「また新しいキャリーバッグを買わなくても、鍵付きベルトを十文字に付ければ？」

ネットショップかバッグ売場で探すように言いました

「飛行機やバスではキャリーの扱いが雑だからキズも付くし…」と言うと、「え？！新品なのに、キズが付くのは嫌だぁ！」と、Ｓちゃんが言います

「昔、どこかのカード会社が『キズの数ほど思い出がある』ってＣＭをしてたわよ」と言いました

「うまく誤魔化されてる気がする…」と、文句を言います

「キズやシール跡は、目印です！」

「いやぁ！」

荷物に貼るバーコードのシールが剥がれにくくて、私のキャリーバッグには、まだ引き剥がした名残りがあります

簡単に剥がれるようでは役に立たないのだから、これは諦めるしかありません

Ｓちゃんは「それも見映えが悪くてイヤ！」と言います

空港で見掛ける人のキャリーも、似たようなシール跡があります

見慣れてしまうと、ＣＭが言う通りに『行った時の思い出』にしか見えません

新品キャリーの鍵を無くす呑気なＮちゃんと潔癖症なＳちゃんと、１週間後は上海にいます