朝から、外で鳥が賑やかに鳴いています
　
うちのサクランボは、ご近所より遅く実ります　

「ここのサクランボが熟れたよ」と、教えあっているのでしょうか

もう少しグズグズしていたいのですが、「えいっ！」と気合いを入れてベッドから出ます

カーテンを開けながらお庭を見ると、緑の葉の上に真っ赤な実が浮いて見えて、コントラストがきれいです

木の横から見るのとは、趣きがまるで違います

例年より、たくさんの実が付きました

写メを数枚、撮りました

暖かい日が続いたので、いつもより１週間ほど早く実が赤くなりました


犬の散歩を済ませて、ビニール袋を持って縁台に出ます

同級生と組み立てた大き過ぎる縁台が、収穫に大活躍です

熟れたのには、鳥が突っついた跡があるものがあります

採って、地面に落とします

熟したきれいな実は、触ると手の中に落ちてきます

枝をしならせて採るので、葉の上のカエルが落ちてくることがあります

安眠を邪魔したことをひたすら詫びて、元の位置に戻ってもらいます

失敗して、あまり熟れていないのを採ってしまったら、ポイッと口に入れます

「ちょっと、酸っぱい…」

袋に入れようとして落としてしまったのも、拾って口に入れます

「う～ん、甘い！」

種はプッと吹いて地面に棄てますが、夏までには無くなっています

腐って、腐葉土のようになるのかしら？

モグモグしながら、次々にビニール袋に入れていきます

あっという間に、ビニール袋がパンパンになりました

下の方の実が潰れては困るので、新しい袋を持ってきました

その袋に四分の一くらい入れた時に、お向かいの登園前の幼稚園児が、興味津々に近づいてきました

塀に登っているオバチャンが、何をしているのか気になったのでしょう

袋を見せて聞いてみました
「食べる？」

「うん！」
元気なお返事が返ってきました

「どうぞ」

「ありがと」
袋の口をギュッと握って、小さな声でお礼を言って、一目散に帰っていきました


山形のサクランボの半分にも満たない、小さな暖地サクランボです

一昨日の収穫は800gでした

そのままでは潰れて実の色が変色してしまうので、ジャムを作ることにしました

計ってみたら１粒２ｇなので、単純計算で400粒くらい？

種を取るのに１時間弱
手早くしないとアクが出ます

種を取ったのを計ったら、650ｇ

お砂糖を200ｇ加えてパパッと煮て、煮沸したビンに詰めて完成です

赤とピンクが混ざった中紅（なかくれない）色の、きれいなジャムができました


雨を挟んだ今日の収穫は、種を抜いて1.2kgありました

調子にのって、今日もジャムを作りました

うちの子に、LINEでジャムを作ったことを写メ付きで伝えました

「うちはソースがいい！」

ブルーベリーの時にも、そう言っていたのを思いだしました

明日のサクランボは、ジャムより粘度の低いソースを作ることにしました