お盆休みに、ちょうど２か月目の梅酒を開けました
　
夫が選んだ糖蜜のラベルのビンを開けると、アルコールがふんわりと梅の香りをまとって立ち上ります

「良い香り！」

夫が大きめのグラスに口まで氷を入れて、早く入れろと言わんばかりに、ビンの口の横に差し出します

「これくらい？」
レードルで１杯、琥珀色の液体を入れました

「まだまだ」

「これくらい？」
もう１杯入れました

「もう、ちょ～っと！」

もう半杯入れると、満足そうにグラスを引っ込めました

「お～！ほんのり甘くて、旨い！」

飲みながら、ビンに貼り付けてあるお酒の名前を確かめています

「糖蜜だもの。甘いでしょうね」

ゴクゴクッとグラスが空いて、夫がビンを選び始めました

「次は、どれにします？」

「これかな！」
ホワイトホースを指差します

２種類目も、たっぷり注ぎました

「ホワイトホースも旨いねぇ」

どんどん顔が赤くなっていきます


私は好きなのだけをじっくり飲みたいので、全部のビンの梅酒を少量ずつ小さなグラスに注いで、７種類の飲み比べをしました

ホワイトリカー３種類は、あっさりした仕上りでした

サラッとしているけど、梅の味がしっかり出ています

原材料がコーンスターチのホワイトリカーは、サトウキビ糖蜜ほど甘さを感じません

洋酒で作った梅酒は、４種類

ホワイトホースが、１番すっきり
まとまりがないのは、XO
ナポレオンは、まったりした飲み心地
１番バランスが取れていたのは、フォアローゼズ

楽しみながら飲み比べていたら、夫が２杯目で酔い潰れて寝てしまいました

まったく、もう…

お酒に弱いのに、調子に乗って大きなグラスで飲むから！


梅酒が美味しすぎて、楽しみにしていた夜が盛り上がらずに終わりました