広大な禁煙スペース
福岡の大きな大きな病院に数週間、娘が入院することになりました
入院の保証人は夫です
「保証人は、僕じゃないの?」と、お婿さんが不満そうです
「別の世帯で収入がある人って書いてあるでしょう?だから無理なの」と、娘に諭されます
「このチェーンスモーカーは、絶対に、隠れてタバコを吸ってるのを見つけられて、おとうさまが岡山から呼び出されて叱られるのよ。保証人になるもんじゃないわよ」と、娘を見ながら私が言うと、お婿さんが少し笑ってくれました
家族の連絡先を書く用紙に、1番で載っているのは私で、お婿さんは2番です
「1番は、僕じゃないの?」と、お婿さんがこだわります
「鳴らされても、仕事中には電話が取れんでしょう?」と、娘がなだめます
「私に連絡がきたら、お仕事中でもLINEで連絡しながら動きますからね」と言うと、お婿さんは安心したようでした
病院には、私の車で連れて行きました
王子PAでトイレ休憩後に「和布刈PAには必ず寄るけど、壇之浦PAって行ったことない」と言う娘のために、壇之浦PAに降りて対岸の和布刈PAを眺めてから関門橋を渡りました
入院受け付けの1時間前に着きました
病院に着いてすぐに、お婿さんの到着を知らせるLINEをしました
「ありがとうございました!帰りも気を付けて運転してくださいね」と、昼休み中のお婿さんから返事がきました
1階のファミマで、私達のお弁当と孫とお婿さんへのお土産を買いました
孫にはユニークな菓子パン、お婿さんにはユニークな味のポテトチップス
お弁当はフロアのベンチで食べました
受け付けの長い順番待ちの時も、状況をLINEしました
もちろん、お仕事中なので返事はありません
入院フロアの案内書を渡された娘が、トコトコと戻って来たので、荷物を持って一緒に上がりました
看護師さんに病室を案内されると、「おかあさんを駐車場まで送ってきます」と、バッグを抱えたままで言います
看護師さんは驚いたようでしたが、許可してくれました
「方向音痴のおかあさんだと思われたよね?やだなぁ!」
「えぇけぇ!車で最後のタバコが吸いたいけぇ、はよぉ駐車場に行こうやぁ」
長ければ3週間と言われている入院期間中に、広大な禁煙スペースに閉じ込められるチェーンスモーカーの、最後の悪あがきに笑ってしまいました
コメント
2019/03/19 9:56
2. >>1
そばさん
こんにちは
「うちは、タバコ依存症じゃないことがわかった!」と、娘が申しておりました
吸えない環境なら吸わずにいることが、苦痛ではないからだそうです
それがわかっただけでも、入院して良かったかもしれません(*^^*)
返コメ
2019/03/19 9:29
1. 娘さん入院ですか お大事に。
病院敷地内禁煙の不便さ、私にも良くわかります。
ほんの数時間のドックの際、娘さん同様に駐車場の車のなかで2本ほど吸ってから病院に入りますもん。
それだけの期間なら、もしかしたら禁煙できるかもですね♪
返コメ