車番変更
先月半ばの小雨の日
山口運輸支局に行って、ナンバープレートを変えました
岡山で車番変更をした時と同じで、指示される通りに別棟に行ったり戻ったりです
新しい車検証を受け取った時に聞かれました
「工具はありますか?」
なんて、ご親切!
「あります!」と、嬉しくなりながら答えました
ところが、持っていったドライバーが空回りして使えませんでした
「よう見て持ってきぃよ」
一緒に行った娘が笑います
「『あります』って言いましたが、持ってきたのがサイズが合わないので、マイナスドライバーを貸してください」
要らないとキッパリ答えた窓口に戻りました
こんな人は他にいないだろうに、表情を変えずに貸し出し用紙を出されました
氏名を記入して、陸運局のマイナスドライバーを借りました
ナンバープレートとボルトを受け取る時には、「合うサイズを選んでください」と言われました
ボックスには、何種類も分類されて入っていました
岡山ではナンバープレートに4本付けて渡されたので、長さが選べることに驚きました
「もう2本取ったよ」と、隣で娘が言いました
「ありがとうございます」と、お礼を言って車に戻りました
付け替え終えて、「ありがとうございました」と、ドライバーを返しに窓口に行きました
「お名前は?」
受け取りは別の人だったので、ちょっと救われました
最後に、封緘をする所に車を移動しました
「ドライバー、ある?」
確認の用紙を渡す時に、担当の男性に言われました
な~んて、ご親切!!
「あっちで濡れながら付け替えました」
「そうかね。ボンネット、開けて」
「え?」
「開けさせてもらうよ」
ボンネットを開けられて、車台番号を確認されました
「え?岡山では、その確認されなかったわよ?」
「決まりだからね」
「あ、盗難車じゃないか見るのね?」と、独り合点します
封緘を付けてもらった時に、気になって聞きました
「あれ?山口は『山』じゃくて、『山口』?」
「『山口』ですよ」
「私、『山』だと思ってました」
「『山』のつく県名は3県あるから、山梨は『山』ですよ」
親切に教えてくれました
「そうなのね!よく見てなかったから、この歳まで山口は『山』だと思い込んでました」
他に人がいないとはいえ、仕事中の長話はご迷惑なのでお礼を言って帰ることにしました
「お世話になりました!今度もう1台持って来た時は、晴れててもここで付け替えさせてくださいね」
「それがええね。気を付けてお帰りなさいね」
山口運輸支局の人は、岡山と違ってご親切でした