トンボの季節に
蛍が命のリレーを終わらせるころ…
トンボが飛び始めます
信号待ちの時に、スイッと窓の近くに寄ってきて
ホバリング
何て名前のトンボかしら
Dragonfly
カッコいい生き物です
20年以上前のことです
羽化に失敗したのでしょうか、片方の羽根が伸びきらずに、グシャグシャに折れ曲がったトンボを、子どもが見つけてきたことがありました
かわいそうだから、飼って~!
懇願されて、飼育ケースに入れました
飛ばないので、フタは開けたままです
言うのは簡単ですが…
毎日、蚊を探し回って潰さずに捕まえて、ピンセットでトンボの口に入れました
無表情にムシャムシャと噛んでいるのを眺めては、拾った子どもの気持ちを思って、長生きを願う毎日でした
神秘的な色で輝いている複眼は、何かの機械のようにも見えます
私は、どんなふうに見えているの?
繊細で哲学的な顔に、魅了されました
飛べないまま、1週間ほどで死んでしまいました
ほっとするような、寂しいような…
トンボは勝ち虫と呼ばれる、後ろに下がらずに前進し続ける、不退転の生き物です
縁起を担ぐ時や、決意を表すために身に付けるのが、トンボの柄や装飾です
数年前、どうしてもトンボのピンブローチが欲しくて、探し回ったことがあります
知り合いの男の子が成人式を迎える時に、勝ち虫をプレゼントしたかったのです
残念ながら、気に入る形が見つかりませんでした
なかなか、思うようなトンボに出会えません
今も、紳士服店や宝石屋さんに行くと、どうしても探してしまいます
今度は、私が付けたくて…
コメント
2016/07/03 7:35
3. >>2 ゆめさん
おはよう。
きっとどこかにいるんでしょうね。
ただ、気づいてない時もあるしね(笑)
返コメ
2016/07/02 12:50
2. >>1 こーまるさん
ありがとうございます(*´∇`*)
これも、出会いですね
私の勝ち虫、どこにいるんでしょうねー笑
返コメ
2016/07/02 12:47
1. 素敵なのが見つかればいいですね。
応援しますからね。!
返コメ