初めてのお散歩
丸1日、留守にすることになりました
気の小さい中型犬を、お家の中で飼っています
お留守番はできますが、裏の差し掛けで用を足すようにしています
「おトイレをどうしようか」と子どもと話していると、お婿さんがお仕事がお休みなので、任せたらどうだろうと、娘が言い出しました
今朝、私がお家の2階で、娘が車で見守りながら、うちの犬とお婿さんのお散歩実験をしました
お玄関に近づく足音を聞いて犬が吠えますが、鍵を開けながら話しかけています
「お散歩に行くよ~」
ドアを開けると、犬が鳴きやみました
「お散歩に行こうね~」
リードを付けるときに、犬がお座りをしたようです
「あんた、賢いね~」
自宅の前の草むらへトコトコ歩いて行って、足を上げずにオシッコを出しきったら、後ろ足で勢いよく何度も土を蹴りました
彼は慌てて飛び退きましたが、足に思いっきり掛かりました
「え~っ?」と言うような表情で、犬と車を交互に見ます
きっと車の中で、娘が笑転げているのでしょう
「そうきたか…」
と、苦笑いしています
飼っているヨーキーは、しないのでしょう
片方ずつ履き物を脱いで砂を落としている間、犬は側で待っています
靴を履き終わると、犬は差し掛けに向かって歩き始めます
お婿さんは、それについていきます
1人と1匹が差し掛けに入ると、娘が大急ぎでお家に入ってきました
「まさか、砂を掛けるなんて…」
娘は、笑いが堪えられないようでした
差し掛けに入った犬は、お座りをしたようです
お婿さんの声が聞こえます
「お利口じゃね~。しばしお待ちを」
そう言ってリードを外した彼は、足を拭くタオルを取りに家に上がってきました
タオルの場所を教えて、お玄関にトイレシートを広げて待っていると、犬が彼を従えて戻ってきました
シートの上に、犬が座ります
「お手」と言って拭くと、残りの3本も順番に上げて拭かせます
「あんた、ほんとに賢いね」
拭き終えて、「よし!」と言いますが、まだリードが外れてないので、犬は動きません
リードを外す音が聞こえて、「よし!」の声と共に、元気よく犬がお家に上がりました
「最初の『よし!』は、できた~と思って自分に言いました…」
お婿さんが、恥ずかしそうに笑いました
「上手に、言うことを聞かせましたね~」
石鹸で手を洗ってもらって、コーヒーを出して労いました
お婿さんが、ご褒美の干し芋を犬に与えます
実験は、無事に終了しました
安心して、お泊まりに行けます
コメント
2016/10/02 19:28
2. >>1 東雲さん
こんばんは
何とかなるといいですね
返コメ
2016/10/02 16:56
1. なんとかなりますよ。
返コメ