休日の朝から
「この掃除機の保証期間は、後どれくらいある?」
家人の突然の質問に、面食らいます
「8か月くらい…?」
掃除機を持って、にやにやしながら言います
「これ、壊れてるよ」
「はぁあ?」
驚いてスイッチを握りますが、動く気配がありません
「何があったら、こんなことに…」
電池が切れて動かなくなったので、充電したけど動かないと言います
「倒したりしない限り、壊れたりしないと思うので、もう少し充電して様子を見てください」とお願いしました
「ほら!やっぱり壊れてる!」
15分くらい後、電源ボタンが点滅するだけの掃除機を、持ってきて見せます
充電時間は、もっと長かったはず…
「1時間後に動かなかったら、電話しますからもう少し待ってみないと…」
言い終わらないうちに、掃除機を持って消えました
待ちきれない夫が、30分後には掃除機を触っています
「あ、動いた!なぁんだ、電池切れか…」
残念そうな言い方は、なに?
信用されてなかったってことでしょうか
昨日、夫が使ってから充電せずに放置されて、電池切れを故障扱いされて、かわいそうな掃除機です
「重たいなぁ!」
あちこちにぶつけながら、がしがしと動かしています
掃除が好きなのではなくて、掃除機を使ってみたいだけです
彼が遊びに出掛けたので、用具入れを見ました
今度は充電してありましたが、ゴミを捨てずに立て掛けてあります
ゴミを捨てて、中を除菌ペーパーで拭いて、「お疲れさま」と、元に戻しておきました
後始末が大切なんですけど、わかってもらおうとは思いません
彼は彼の好きなように生きたらいいし、私も自分の時間を楽しもうと思っています