非常食を開ける
1年にほんの数回、なぜだか『さば缶』が食べたくなります
火が使えない時のための非常食として、ストックしてあります
調理台に置いて考えます
さば缶を相手に独り言
「ほんとに食べたい?」
「どうしても…じゃ、ないかな」
「また今度にしようかな」
「メニューに、行き詰まってるわけじゃないし…」
使うのをやめて、ストックかごに戻します
それを何度か繰り返して…
今夜は使おう
パッカン!と、フタを開けて中身を取り出します
繊切りキャベツとミニトマトを添えて、半量のさば缶で1品
1缶全部では、多すぎます
しばらく、胃がさば缶で占拠されたような気がします
息から、青魚の臭いがする気がします
(気のせいですけど…)
納豆やキムチを食べた時と同じくらい、気になります
だから、半量です
醤油味と味噌味がありますけど、私はお醤油味が好きです
身はしっかりしているのに、固いはずの中骨や背ビレがホロホロと柔らかく煮えています
どうなっているのかしら?
自分の味付けより濃いので、滅多に食べません
でも、柔らかい中骨を噛みながら、「お~いし~」と思います
たまには、濃い味付けもいいよね
『さば缶1個』
食器を洗うより先に、お買い物リストに書きました