課題をしている女の子が、ぼやいています

「中原中也を調べる人は、近くていいよね
まどみちおを調べる人も、近くていいよね
あと１人、誰だか忘れたけど、その人も近くていいよね。
うちら、金子みすゞ！
長門って、遠すぎじゃろ？
調べになんて、遠すぎて行かれんし！」

金子みすゞを調べたら、女性として共感できることがたくさんあると思うけど？

彼女は、少し考えていました
「金子みすゞ生きざま」と入れて、ウィキペディアを開きました
「ふぅん…」
「長門に行ってみようかな…」

どんなにツラく生きたかわかると、考えが変わります


あと１人って、種田山頭火じゃないの？
「あ！そう！その人！」

分け入っても分け入っても青い山
「国語で習った気がする～！」
自由律俳句ね
「よくわからんけど…」
あ、そう…

「まどみちおって、『ぞうさん』の歌の歌詞でしょう？絵本作家じゃないの？」
詩人ですよ！

中原中也は？
「ん～、聞いたことある名前ってくらい」
いいタイミングだから、ついでにウィキペディアしなさいね
「はぁい！」

今どきは知っていても、今までを作り上げてきた人達を知らない子ども達です


山口県の有名な詩人の背景を、改めて、私も知りたくなりました

学校の先生に感謝しました