夜中の23時から、クッキーを焼きました
　

昨日は、居候君の19歳のお誕生日でした
　
彼に気を遣わせるのではないかと思ったから、我が家に人を招いてのお誕生会はしませんでした

でも気が済まなくて、クッキーかマドレーヌを焼いてプレゼントすることにしました

本人に、どっちがいいか聞くと…
「どっちでも、嬉しいです」

だから、今晩の気分だったら？
「クッキー…かな」

マドレーヌはまた今度、オレンジジュースで作りますね
「やった！ありがとうございます！」


未明からずっと、たくさんのハッピーバースデーメールが携帯を鳴らし続けています

「今日は携帯が賑やかな日ね～」

「はい。ずっと、こんな感じです」

カシャッ！
嬉しそうに、返信してはスクショしています

「スクショは、携帯が壊れた時にメールが消えても、写真で残るように？」

「はい。記念だから」
そう言って、にっこりします


彼がメールに返信している間に、クッキーの準備をします


バターをレンジで温めて、ハンドミキサーで混ぜます
飛び散らないように、気を付けます

そこにお砂糖を入れて、また混ぜます
バターが白っぽいモコモコになります

次に卵を入れて、また混ぜます
きれいなオレンジ色になります

よく混ざったら、ホットケーキミックスを入れて混ぜながら、ほどよい柔らかさになるまで牛乳を入れます

半分に分けます
半量には何も加えずに、オーブンシートの上にクッキーの大きさより小さめに置いていきます
200℃で、６分半

残りの半量にはココナッツを入れて、同じように焼きます


０時２分前に、焼き上がり

間に合った～！
お誕生日、おめでとう


居候君と、一緒に食べます
彼は施設で育っているので、『彼のためのお誕生会』は未経験です

「クッキーだから、ローソクを立ててあげられなくて…。ごめんね～」

「いいですよ。子どもじゃないから」

「え？ローソクに火をつけて願い事をして、それが叶うようにって、一息で消すのよ」

「え？オレ…18回分、損してた気がする」

「どうして、18回？」

「あ！19歳だった！19回！」

「そんなに？」
２人で笑いました


話が弾んで、気づいたら３時でした


大急ぎで、寝る支度をしました