親子｜ワクワクメール

親子

親が、子を思わないはずはない　
…と、思う
　
子が、親を思わないはずはない　
…とも、思う
　
思いあっているなら、なぜ言い争いをすることになるんだろう

子の気持ちを頭では理解しても、心で理解しない親は、子の本当の気持ちに気づけない

親が、親として尊敬される所を少しでも見せなければ、子は言うことを聞きたくはないだろう

居候君が「おばちゃん夫婦に年始の挨拶をしてくれ」と言ったことから、父親の逆ギレが始まったらしい

言い訳がましいことを、行かない理由に並べ立てて、話題をすり替える親が、子に言うことを聞かせようと、『親』とか『保護者』とか『立場』の話を出している

居候君がかわいそうになって、彼と電話を代わって父親と話をする

私には、『子育てに正解があれば、それをします』と、取りつく島もない

父親が求める『子育ての正解』は、子の成長を認めることから始まる気がする

居候君が笑顔で暮らせるように、心を砕くことが親の務めではないだろうかと思う

かわいそうな居候君

彼の親は、『居候』の立場を頭では理解しても、心で理解していないようだ

電話を終わらせた私に、土下座して泣きながら父親の無礼を詫びる居候君

背中を撫でて、励まし続けた