自然薯を、当り鉢ですりおろします
　
鉢にある薄い溝で、ごしごしと少しずつ削ります　
大根おろし器（？）は、使いません

これは、体力のいるお料理です

「もうムリ！」となるのは、１時間後くらい

上腕二頭筋は筋肉痛
僧帽筋も、張ってきます

小さくなった自然薯を、ぎゅっと摘まんでいる親指と人差し指と中指は、深爪をしたようになって痛みます

私には、大きめの自然薯２つが精いっぱいです


居候君は、当り鉢を押さえる係
面白い番組なのでしょうか、顔はテレビの方向を向いています

誰かが持ってくれていないと、自然薯をしっかり押し付けられないので、うまく作れません

鉢を押さえてさえくれればいいので、居候君のお手伝いはとても助かります


ごしごししていくと、キメの細かい、ふわふわでモチモチのとろろが出来上がります

玉子を１つと、白だしで味を調えます

出来上がりは、お醤油を足したくなるくらい淡い黄色です


作るのは、１時間
食べるのは、10分もかかりません

あっという間に食べ終えて、お代わりのご飯にとろろを掛ける居候君に聞きました

「お味は？」

「懐かしいっす…」
亡くなったおじいちゃまと自然薯を掘りに行って、おばあちゃまがお料理された時のことを、思い出したようです


深爪が痛くなくなる迄に、１週間ほどかかりました

やっと治りました