スターフルーツは、夜になると葉を閉じる木だそうです
　
出てきた種を、取ってあります
　
「種から育てられるといいな…」

ネットで調べてみました

果実から取り出したら、直ぐに植えるのがいいと書いてありました

「数日、経ってるけど大丈夫かな…」

植えてみたくなりましたが、肝心の植木鉢がありません

閃いて、牛乳パックを８cmほどの高さに切りました

簡易植木鉢の、出来上がり

土を触ることが苦手です

でも、葉が閉じるところが見たい誘惑に勝てません

何かでもらった草取りセットに、小さなスコップがありました

「スターフルーツで、使い初め～」

梅の木の下の、土を掘りました

「こんなものかな…」

柔らかい土を、上から１cmほどの所まで入れてみました

「虫が出てこなくて、良かったぁ…」

５mmほどの窪みを作って、お台所に置いてあった種を３箇所に入れて、周りの土を被せました

ジョウロがないので、ペットボトルのキャップに穴を開けて、お水を掛けました

「どれくらい掛けたら良いかな…」

ポコポコと空気の泡が上がりながら、お水が吸い込まれていきました

「あ、飲み込まなくなった…」

しばらく放置していると、土の高さが２cmほど下がっていました

「あらま、地盤沈下…」

種がどうなったか気になって、掘り出したい衝動にかられます

それを我慢して、陽当たりのいいテーブルの上に置きました

大変なことを、思い出しました

「あ！牛乳パックに、穴を開けてない…」

お水の出る穴がないので、お水が腐るかもしれません

キリで、底に穴を開けました

プツプツと、泥水が滲んできました

受け皿の代わりに、お皿を敷きました

「芽が出ますように…」

テーブルの植木鉢に、手を合わせてお願いしました

芽が出たら、植木鉢を買いましょう