会社って…
大人が子どもに教えます
「嘘をついては、いけません」
どこの家でも、同じでしょう
『取締役』という肩書きを持った大人の中には、平気で嘘をつく人もいます
異動の辞令が出て、3年間と言われて単身赴任生活が始まりました
中型老犬を室内で飼える借家がないので、私は同行できません
5年3か月目
毎月2回、片道3時間の高速道ドライブで、夫のアパートに行きます
全部の水回りのお掃除
ビールと焼酎とコーヒーの補充
お布団を干して、シーツを交換
山盛りのワイシャツと作業服の、アイロン掛け
洗ったワイシャツに、会議用と飲み会用ネクタイをセットする
冷蔵庫一杯に、手作りおかずを詰め込む
全部の用事を1日で仕上げて、こっちに帰ってきます
毎月の走行距離は、1,500kmを超えます
1年間に夫の顔を見て話せるのは、計算上では35日ほどです
1年間の日にちの、約1割です
でも、会社の人との2泊3日のゴルフ旅行とか、会社の2泊3日の慰安旅行とか、歓迎会・送別会・忘年会・新年会などの飲み会とか、仲間内の飲み会の予定が入るので、実際は30日もありません
5年経ちましたが、顔を見た回数は150回足らずです
例え社長と言えども、自分が経験してないことを社畜と化した従業員に求めるのは、間違ってると思います
全取締役が単身赴任を5年以上経験して、同じことを従業員に求めたら喜んで働くかを、考えたらいい
そしたら、身の回りのお世話をする家族の必要性に気付いて、従業員とその家族に配慮ができるようになれるかもしれません
政治家も、単身赴任の独り暮らしを経験したらいい
そしたら労働基準法で、残業時間だけではなくて、単身赴任の最長年月を決めてくれるかもしれません
単身赴任生活が、社畜と家族にとって、どれだけ金銭的にも肉体的にも負担で悪影響か、誰か研究してないかしら
夫には、かなり前から数種類の持病があります
深夜に何度も、救急病院に運んでいます
私がアパートにいる時に具合が悪くなって、大慌てで夜間救急に運んだこともありました
3年前に受けた健康診断で、糖尿病や緑内障を発症したことがわかりました
元々メタボリックシンドローム予備軍でしたが、糖尿病を発症したことで、晴れて『予備軍』の肩書きが取れました
毎月10万円以上を使って、好き放題に飲んで食べて遊べる生活の夫には、単身赴任生活は天国のような環境かもしれません
夫の天国が、早く無くなればいいのに…
世間では『保育園落ちた。日本しね』ですが…
私には『単身赴任、長すぎる。会社きえろ』です
※夫が好きだからではありませんので、その意味合いのコメントはお控えくださいね