会社って…
60代前半  山口県
2017/04/07 12:27
会社って…
大人が子どもに教えます
「嘘をついては、いけません」
 
どこの家でも、同じでしょう
 
『取締役』という肩書きを持った大人の中には、平気で嘘をつく人もいます

異動の辞令が出て、3年間と言われて単身赴任生活が始まりました

中型老犬を室内で飼える借家がないので、私は同行できません

5年3か月目


毎月2回、片道3時間の高速道ドライブで、夫のアパートに行きます

全部の水回りのお掃除
ビールと焼酎とコーヒーの補充
お布団を干して、シーツを交換
山盛りのワイシャツと作業服の、アイロン掛け
洗ったワイシャツに、会議用と飲み会用ネクタイをセットする
冷蔵庫一杯に、手作りおかずを詰め込む

全部の用事を1日で仕上げて、こっちに帰ってきます

毎月の走行距離は、1,500kmを超えます


1年間に夫の顔を見て話せるのは、計算上では35日ほどです

1年間の日にちの、約1割です

でも、会社の人との2泊3日のゴルフ旅行とか、会社の2泊3日の慰安旅行とか、歓迎会・送別会・忘年会・新年会などの飲み会とか、仲間内の飲み会の予定が入るので、実際は30日もありません

5年経ちましたが、顔を見た回数は150回足らずです


例え社長と言えども、自分が経験してないことを社畜と化した従業員に求めるのは、間違ってると思います

全取締役が単身赴任を5年以上経験して、同じことを従業員に求めたら喜んで働くかを、考えたらいい

そしたら、身の回りのお世話をする家族の必要性に気付いて、従業員とその家族に配慮ができるようになれるかもしれません

政治家も、単身赴任の独り暮らしを経験したらいい

そしたら労働基準法で、残業時間だけではなくて、単身赴任の最長年月を決めてくれるかもしれません


単身赴任生活が、社畜と家族にとって、どれだけ金銭的にも肉体的にも負担で悪影響か、誰か研究してないかしら


夫には、かなり前から数種類の持病があります

深夜に何度も、救急病院に運んでいます

私がアパートにいる時に具合が悪くなって、大慌てで夜間救急に運んだこともありました

3年前に受けた健康診断で、糖尿病や緑内障を発症したことがわかりました

元々メタボリックシンドローム予備軍でしたが、糖尿病を発症したことで、晴れて『予備軍』の肩書きが取れました


毎月10万円以上を使って、好き放題に飲んで食べて遊べる生活の夫には、単身赴任生活は天国のような環境かもしれません

夫の天国が、早く無くなればいいのに…


世間では『保育園落ちた。日本しね』ですが…

私には『単身赴任、長すぎる。会社きえろ』です


※夫が好きだからではありませんので、その意味合いのコメントはお控えくださいね
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