昨日の夕方、居候君が自転車を乗り回してお友達と遊んでいる時に、自転車から転がり落ちて怪我をしました

救急病院で処置を受けて、お薬をもらって帰ってきました

「すみません…」
口が開かないので、くぐもった声で謝ります

別人のような居候君に、犬が吠え続けます

「まぁ…」
あきれて、言葉が出ません

おでこから顎まで、顔の半分以上がガーゼと絆創膏で隠れています
かろうじて見えているのは、目の回りだけです

お薬が塗られたまぶたは、擦り傷で腫れ上がっています

腫れ上がったまぶたの奥の目は、充血しています

鼻の下を２針、縫ったと言いました
口の中も切っているようで、唇の端に血が固まっています

「歯も欠けました…」
モゴモゴと報告してくれます

「まったく、もう…」

バカすぎて、お説教する気になれません

お茶をコップに入れて、ストローを差しました

「あ～、お茶がウマい…」
飲み干してすぐに寝てしまったので、しばらくそのまま寝かしておきました

２時間ほどして目が覚めたので、雑炊を作りました

「腹が減ってるのに、うまく食べられません…」
スプーンで少しずつ掬いながら、モソモソと食べています

30分以上かけて食べ終わったので、お薬を飲ませて寝かせました


今朝は、37度以上の発熱

「鎮痛剤を飲んでいるのに、こんなに発熱するなんて…」

今日は、１日中寝ていました

明日は私が、診察に連れて行きます


うちに遊びに来る子ども達には、バイクから落ちたり自転車から落ちたりしている子が、たくさんいます


男の子って生き物は…
純粋で、単純で、おバカ