重なる
60代前半  山口県
2017/05/02 12:24
重なる
「タケノコ、要らん?」 
いろいろな所で聞かれます
 
シーズンなのね
 
いただくのは、手掛けずで嬉しい下茹でした物だったり、皮の艶々した掘りたてだったり、少しカサついた前日の物だったり、アク抜きしたワラビのおまけ付きだったり…

秋穂や防府や徳地など、産地も様々です

私は、アク抜きの下茹ででは鷹の爪は入れません


昨日いただいたタケノコは、前の日に掘られた徳地産でした

切り口の直径は、20cm弱
長さは50cmほどです

大き過ぎ…
3本しかないのに、重くて袋が持てません

「俺が剥いちゃろうか?」
持ってきた男子が言います

彼に剥いてもらえば、力仕事をしなくて済みます

皮を剥いて固い所を切り落とすと、大きさは穂先を入れても20cm足らず

小さく軽くなりました


「タケノコご飯が食べたい」と言います

アク抜きをして、土佐煮を作りました

それを持って帰って、炊き込みご飯の素と一緒に炊きあげると、簡単タケノコご飯ができるはず…

出来上がった土佐煮を食べながら、タケノコ料理の話になりました

「どんな料理がある?」
女子力の高い男子なので、説明するだけで作れます

「穂先に陽が当たってない、掘りたてタケノコの下の部分を、厚めの輪切りにして、両面に軽く包丁を入れて、生のままでバター醤油でソテーする」と、私が言いました

「へぇ~、生で食ったことねぇ…」

新しくないと、固くてアクが強くて食べられません

「今度掘ったら、持っておいでよ。作るから」

「早起きして仕事の前に掘りに行って、おばちゃん家の玄関に置いとこうかな」

「疲れて、お仕事ができないんじゃない?」

「あ~、また社長に叱られるやつや。やめとこう」と笑います

アクの強い食材は苦手なので、私はほとんど食べません

例年なら、作りたてのお味見をしたら周りに配ってしまいますが、今年は少し取り分けて冷蔵庫に入れます

食べても食べても次が届くので、常備菜のようにタケノコがあります


タケノコが届いて、1番喜んでいるのは居候君です
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