にわか大工
定規2本を使って、直角を出します
縦24cm、横60cm
これは、棚板用
これを、2枚
線を引き終わった厚さ1cmのベニヤ板を、チュイーンと丸ノコで切ります
角材を3本、60cmで切ります
これは、脚用
これを、8本
正面以外の3面だけ、脚の間に補強の角材を入れます
背面は、角材の残り
これを、2本
側面用4枚は、(角材が足りないので)ベニヤ板の残りから切り出します
ここまでで、すでに汗だくです
部材が揃ったら、インパクトの出番です
25mmのビスをダダダッと打ち込んで、ベニヤ板と角材を合体させます
深く入れすぎると、角材が割れます
ビスの頭が板と同じになったら、インパクトを止めます
脚の間に補強用角材を当てて、ビスで固定します
滴った汗が、ベニヤ板に落ちます
「もう!最悪!」と、苦情を言います
「ごめん!おばちゃん」
にわか大工の男子が、平謝りしながら擦ります
私が書いた図面通りに、扇風機を置く台が完成しました
「ありがとう!!ずっと欲しかったんだ~!」
「汗を落としてごめんね」
「気にしてないわよ~」
「久しぶりの工作は、気持ちがいいね」
達成感に満ちた笑顔です
工作を眺めていた女子が、木屑を掃除してくれます
「連係プレーが、お見事ね」
子ども達に、カルピスを出して労いました
ずっと作りたかったけど、丸ノコがなくて作れなかった扇風機台を、男子が丸ノコを持参して作ってくれました
早速、この台をお手洗いの消臭暖房機に跨がせます
夏のお手洗いに、扇風機は必需品です
今までは窓サッシに少し掛かるように窓際に置いて、窓の開閉の邪魔になりながら置くしかなかった小型扇風機ですが、台ができて落とす心配がなくなりました
扇風機は涼を求める物ですが、女性には『パンストがスムーズに履ける風』をくれます
幅を少し広めに指示したので、小物を置くこともできます
夏に向かって、お手洗いがもっと和む空間になりました
角材から、ほんのりと桧の香りがします