夫が芝刈機が欲しいと言い張って、しゃがんで刈る形が気に入らない私の意見を無視して、買ったことがありました

バチッ！！
使った初日に、芝と一緒に芝刈機の電気コードも刈りました

「使えんけぇ、捨てちょけ」

切れたコードを繋ぎました
「ほら！修理完了～！」

「腰が痛くなるから、いらん！」

あんなに欲しがったのに、１度使って『芝を刈るということ』がどういうことかわかって、興味が失せたのです

修理したのに、使い捨て芝刈機として不燃ごみ行きになりました


私が手首にサポーターを付けていても、夫は何も言いません

聞いて欲しいので、よく見えるようにテーブルに置いて言います

「何か言うこと、ない？」
「ないけど？逆に、何て言われたいんか」
「…もう、いいです」

夫には、サポーターが見えていないようです

ストレートパーマでクセが消えて、髪がストンと伸びているのにも無反応です

興味がなくなるというのは、こういうこと


手首の捻挫の原因の、右前に傾いた縁台の斜度が、45度に近づきつつあります

がたつきもありますから、洗濯物を出したり入れたりする時には、ちょっとしたサーカス気分が味わえる、スリル満点の縁台です

失敗して手首を痛めましたが、それは自己責任


10年以上前に、縁台をがたつき始めたと言って、夫がアルミの縁台の部材を持って帰りました

長い間、家の裏に積み上げてあります

しばらく待って、どうして作らないのか聞きました

返事は「インパクトがないから」

借りる気配がないので、一昨年インパクトを買いました

でもまだ手を付けないので、昨年また聞きました

返事は「丸ノコがないから」

お道具の有無ではなくて、縁台を作る興味がなくなったのでしょう


がたつく上に傾斜がきつい縁台を見ても、アルミの縁台を組み立てようと思わないのは、私の不便に興味がないからです

（工作が好きじゃないから、縁台を放置し続けるんだわ）と、気付きました


縁台の説明書は、とっくに風化してなくなりました

パズルのように、縁台を組み立てるのも楽しそう

チャレンジしてみるかなぁ


ドライブと工作好きの相手を見つけた方が、人生が楽しくなりそうな気がします