間違い電話
携帯が鳴ります
最近少しご無沙汰しているおばちゃんの名前が、画面に出ています
怪我で入院していて、最近退院したばかりです
(何か、あったかな)
不安な気持ちで、電話に出ました
「もしも~し!駅に着いたよ~」
呑気な声です
「え?」
思わず、聞き返しました
「駅に、着いた、よぉ~!」
「おばちゃん、間違えてる。私はルイちゃん(おばちゃんの孫)じゃないよ」
「おぉ、そうか!」
「だいじょ」
まで言いかけたら、プツンと切れました
大丈夫みたいね
あれ?掛け間違えてるんだから、大丈夫じゃない?
数年前に脳梗塞を患ってから、言葉が出なかったり歩行が難しくなったりしていました
(どこの駅かな?歩いて出たのかな…)
(わりとハッキリ喋れてた…)
昨日80歳のお誕生日を迎えた『おばちゃん』は、40年以上のお付き合いです
このおばちゃんと私の伯母の2人は、私がお手本にしている女性です
実の母からメンタルを打ち砕かれた時には、おばちゃんに電話をかけて相談します
どう立ち回れば良かったのか、おばちゃんならどうするかを教えてもらいます
「あんたは、まちごうちゃあおらんよ」
この言葉に、何度救われたことか…
広島に住んでいるおばちゃんの所に、何年かごとに会いに行きます
会うたびに、おばちゃんが小さくなっています
(元気そうで良かった!)
間違い電話に、感謝しました
コメント
2017/06/02 16:51
2. >>1 桜島さん
こんにちは
そう、そう!長生きしてほしいです
大切なおばちゃんです(*´ー`*)
返コメ
2017/06/02 12:17
1. 間違いとはいえ、それだけの付き合いある叔母さんだったら
安心しますよね!^ ^
もっと長生きして欲しいなあ
返コメ