最近はだいぶマシにはなって来たんだけど、僕は元来落とし物を非常にするタイプの人間でして、大事なモノとしては財布も過去3度ほどは落としたことがあります。
驚くべきは、お財布は全て3回とも警察に届き戻ってきたことで、しかも現金だけ抜かれていたということも全くありませんでした。
拾っていただいた皆さん3人とも御礼も連絡も辞退とのことで直接の御礼が出来ず、大変歯痒く、天に向かってありがとうございます
️を叫びたい気持ちになったことを覚えています。
やり場のない怒りという言葉の方を残念ながら良く耳にしますが、やり場のない感謝というものも確かに存在するのです。
私も遡ること小2くらいのときに一度財布を拾ったことがあります。初めてのことに戸惑いがありましたが、弟と2人で交番に持ち込みました。
夕方帰路の途中でした。
渡して終わりと思っていたら、当然ながら手続き書類各種で拘束され、ポリスマンに促されるままに住所からなにから全て書き、時計をみながら、ドラゴンボールが始まる時間に間に合わなくなってしまったなぁ…と思った記憶が蘇ります。
その数日後に、突然その落とされた方が家に来ました。母親が応対しましたが、何度断ってもお礼がしたいの一点張りで、最後はお持ちの財布から全ての現金を小銭から何から全て置いていかれました。これも、これもどうぞ!…って。
その方が何歳くらいの方なのか、いくら置いていかれたのかは覚えていません。小2のチビからするとおじさん程度に思っていましたが、今思うと20歳くらいの若者だったのかもしれません。
誰かの感謝は誰かへの感謝を生みます。
憎しみにはやっぱり憎しみが生まれます。
日本は良い国です。世界にも良い人はたくさんいます。いつか世界が感謝の連鎖で溢れていくことを望みます。
お財布を拾ったらコレからも絶対に届けます。
コメント
2021/06/11 19:53
1. お疲れ様です!
典型的な
情は人の為ならず
すね(⌒‐⌒)
返コメ