妄想日記5
30代後半  熊本県
2014/09/14 12:09
妄想日記5
続き

今日は会社の頑張ろう会
月一で開催されるまぁ、うっぷん晴らし会みたいなモノかな
気心知れた仲間と上司の愚痴とか、取引先の愚痴とか言い合って
言ったら忘れて、次もガンバロー的な(笑

秘書課のA子は最近この会に参加するようになった娘だ

A子「先輩!課長のあの油ギッシュな手、どうにかならないんですか!」
先輩「Aちゃんも手、握られた?」
A子「最初のころは肩をポンポンだったんですけど、
   最近はよろしくね♪とか言って手を握ってくるんです」
A子「そしたら、手がヌルって!!なんか湿ってるし!!」
先輩「課長よく鼻とか顔、よく触ってるでしょ~顔の脂がいっぱい手に付いてるのよ」
A子「もうゾ~~~~~ってして・・・鳥肌立ちましたもん」
先輩「あ~~~~でもソレ第一段階だから・・・その内色々と・・・」

○○課長相変わらずなんだな・・・

あちこちでそんな愚痴や仕事の話で盛り上がってる

ふと気づくと隣にA子ちゃんが

A子「俺先輩お疲れ様です♪」
グラスにビールが注がれる

俺「ありがと♪」
泡がこぼれそうになるので慌てて口をつける

A子「あ!ごめんなさい!慣れてなくて」

俺「いいよ♪いいよ♪大丈夫こぼれてないし」

俺「A子ちゃん2年目だっけ?」

A子「はい♪まだ全然ダメダメですけど♪先輩に教えてもらってます」

俺「こうやって話すの初めてだよね」

A子「はい、前回とかまったくしゃべれませんでしたから」

俺「ははは、前回は俺たち仕事の話で盛り上がってたから、入りにくかったもんね」

A子「いえいえ、聞いてるだけでしたけど楽しかったです♪」

まだ2年目だからか無垢な感じがとてもイイ♪(笑
こんな娘が彼女だったらなんて♪

先輩女子「ちょっと俺!ウチのAちゃんに手出したら許さないからね!!」

俺「なんだよ藪から棒に・・・」

先輩女子「こいつ彼女いないのよ、ちょっと見た目がいいからって遊んでばっかりで」

俺「ちょ、ちょ、なんちゅう事を・・・遊んでないって!!」

先輩女子「同期で結婚してない、彼女いないっての男女合わせてアンタだけなんだからね」

俺「しょーがねーだろ~相手がいなきゃ何も始まんないんだから・・・」


へ~~~俺先輩、彼女いないんだ・・・


先輩女子「コイツ結構人気あんのよ~でも全然!」

先輩女子「そういえばアンタ経理のBちゃんの誘い断ったでしょ!なんで断るかなぁ~」

俺「そんなん俺の自由だろ~しかもなんで知ってるんだよ」

先輩女子「あまい!社内の事なんてなんでも筒抜けなんだから」

先輩女子「こんなんだからさ~コイツ男が好きなんじゃないかって噂も流れたり」


え・・・俺先輩もしかして・・・そっち系?


俺「なんだよ!その噂流したのおまえだろ!面白がりやがって・・・」

俺「ホント大変だったんだからな、部長とか聞いてくるしロッカーで変な視線感じるし・・・」

先輩女子「ごめんごめん♪ちゃんと火消はしたから」

俺「あたりまえじゃ!」


クス♪俺先輩カワイイ♪
人気があるのわかる♪
そっかぁ~彼女いないんだよね・・・( ̄ー ̄)ニヤリ


俺「ちょ、ほら、A子ちゃんが引いてるだろ!変なこと言うなよ!」

A子「あ、引いてませんよ♪面白いです♪」

先輩女子「ほら、Aちゃん良い娘なんだからちょっかい出しちゃダメよ~~~ダメダメ♪」


・・・・・・ハハハ・・・先輩女子よ俺ら二人とも引いたぞ・・・


先輩女子「なによ~ここは笑っとくところでしょ~~~Aちゃんも笑いなさい」

A子「先輩・・・それはちょっと・・・(笑」

クスクス笑うA子を見てなんだかほんわかとなる

俺「なんか心地いいな♪」ボソッ

A子「ん?俺先輩何か言いました?」

俺「んぁ?何も言ってないよ♪」

先輩女子「トイレ!」
おもむろに立ちドカドカとトイレへ

A子「いっつもこんな感じなんですか?」

俺「うん、そうなんよ~バカばっかりでさ」

A子「楽しいです♪やっぱり参加して良かったです♪」
正座したまま両手を膝の上にのせ、俺をまっすぐ見つめ微笑む

俺・・・屈託のない笑顔がまたカワイイ♪
A子・・先輩に彼女いないの確認できたし♪

倍ぐらい歳違うからな~~絶対付き合うなんてないな~~~

先輩女子「ただいま~~♪ほら!俺!飲むよ!!Aちゃんも♪」

俺「おいおいゆっくり飲ませてくれよ~~~」

先輩女子「何言ってるの!さぁさぁ♪」

A子「私も飲みます♪」

俺「え~~~A子ちゃんまで・・・」

「かんぱ~~~~い♪」




・・・・・・

・・・・・・・・・

俺「ちょ、やっぱり飲みすぎだって、大丈夫か」

先輩女子「う~~~ん・・・ぎもぢわるーい・・・」

A子「先輩、大丈夫ですか?」

俺「タクシー捕まえるから、もうちょっと我慢しろ」

先輩女子「う゜~~~~~」

A子「俺先輩!タクシー捕まりました」

俺「ありがと、A子ちゃん後お願いできる?」

A子「はい!帰り道一緒ですから」
もっと俺先輩とお話ししたかったな・・・
でも彼女いないの確認できただけでも良しとしますか♪

先輩女子をタクシーに押し込む
じゃぁと座席から出ようとすると

先輩女子「ちょっと~~~あんたも一緒に送りなさいよ!!Aちゃんだけに任せる気!!」

えぇ~~~~~!!

(☆Д☆)キラリーン♪ここだ!!
先輩ナイスアシスト♪

A子「俺先輩お願いしてもいいですか?私ひとりじゃ部屋まで連れて行けないかも」

えぇ~~~~~!!

俺「もう・・・つーか旦那さんがいるだろ~~」

先輩女子「旦那もう寝てるから・・・」

もうひと押し!!
A子「俺先輩お願いします」

俺「う~~~~ん・・・」



・・・・
・・・・・・・

俺「そこを右に曲がったところで一人降ります」

キキ~~~~っ

俺「ちょっと待っててください、すぐ戻ります」


旦那「すいませんウチの嫁がご迷惑をおかけして・・・」
男二人でどうにか先輩女子を部屋に押し込む

旦那「俺さん、いつもすいません」

俺「いえいえ、もう慣れちゃいました」

旦那「私もです」

「ナハハハハ♪」

旦那「また、遊びに来てくださいね♪いい酒が手に入ったんで一緒に飲みましょう♪」

俺「はい、飲みに来ます♪(笑」

旦那「A子ちゃんもね♪ありがと」

じゃぁと先輩女子家を後にし、タクシーに戻る

俺「じゃぁA子ちゃん送るよ、お家どこら辺なの?」

A子「あ、○○です」

俺「ホントここから近いじゃん」

A子「ええ、そうなんです♪」

A子「俺先輩はお家どこなんですか?」

俺「△△」

A子「え!まったく反対じゃないですか!!ごめんなさい近いのかと思って・・・」

俺「大丈夫、大丈夫、毎度の事だから♪独り身だしね(笑」

A子「すいません・・・」
シュンとするA子・・・

俺・・・うわ!まずい!嫌な思いさせちゃった!!
A子・・これならうまく誘えるかも・・・

俺「気にしないで、ホントいつもの事だから」

A子「今度、お礼させてくださいね」

俺「う、うん・・・」

A子「絶対ですよ♪」

俺「うん」

A子「じゃぁ指きりです♪」

俺「え?あぁ・・」

指きりげんまん嘘ついたら針千本飲ーーます♪
指切った!

やはり俺をじっと見て微笑む
うわぁカワイイなぁ




A子「その先、突き当りを左へ・・・えぇその先、左手・・・このアパートです」
暗くて分かりにくいけど、白を基調としたまだ築も新しそうな可愛いアパート

俺「じゃぁA子ちゃん、次回ね♪」

A子「ありがとうございました♪」
そう言いながらグイっと俺の腕をひっぱる

え?ちょ・・・え?

A子「早く、俺先輩♪」

俺「え?え?A子ちゃん?」
グイグイ引っ張られる

運転手「お客さん料金、□□□□円です」

俺「あ、はい・・・じゃぁこれで・・・」
引っ張り出されるようにタクシーから降りる

俺「え?なんでA子ちゃん・・・」

A子「お礼するって言ったじゃないですか♪」

俺「え?今度って・・・」

A子「指切りしたでしょ♪それに今度は今です♪」


無垢な可愛らしいA子ちゃんが小悪魔に見えた瞬間でした・・・


はっ!イカン×2
なんて妄想を・・・

みんなはやっぱり記念撮影会中♪
さて次はっと・・・


つづく
コメント不可

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