秋田に行ってきました~パンの話
50代前半  岩手県
2020/10/01 5:39
秋田に行ってきました~パンの話
仕事でお隣秋田県の仙北市に行ってきた。
抱返り渓谷を訪れ、神の岩橋から碧い渓流を見下ろし、まだ深く緑の残る木陰の道を歩き、回顧の滝の水しぶきの音で精神の澱をすすいで来た。
夏は去り、空気は秋。
森の涼しさは歩く疲れを癒やしに変えてくれる。

さて、秋田に行けば必ず買わなければいけない物がある。
それは、竹屋のパンだ。

岩手には白石パン、青森には工藤パン、宮城にら平塚製パン。
そして秋田には竹屋製パンがある。

竹屋製パンは、「たけや製パン」と社名を平仮名表記に変えた。
なぜだろう?
石野陽子はなぜ「いしのようこ」になったんだろう?
そんな事を考えながら、竹屋製パンの新商品、「ガーリックフランス」を食べた。
「新商品」と言ってもいつから売られている商品なのかはわならない。
俺が食べるのは初めてというだけの話だ。

トースターで1分温めるとさらに美味しいと書いてあるが、現在の時刻は朝の5時を回ったところ。
チン!!!の音が家族の安眠を妨げるかもしれない。
老体にムチ打って固いフランスパンにかじりつく。

いや別に美味しい物を期待していたわけじゃないんだ。
菓子パンでガーリックフランスって。
ガーリックフランスってベーカリーで売るもんでしょ?
スーパーの菓子パンコーナーで、にんにくに太い眉毛のキャラクターのパッケージで売る商品じゃないでしょう?
美味しくなくてもいいんだよ。

しかしこれが、美味しいんだ。
そこらへんのベーカリーでもこの味は出せないよ。
フランスパンもそれほど固くない。
46才の俺でもモシャモシャ食べられる。
竹屋おそるべし。

みなさんも秋田県にお寄りの際は竹屋のパンをどうぞお買い求めください。
そして岩手にお越しの際は是非白石パンを。
福田パンより白石パンだぜ。
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