「待て しかして希望せよ」
昨年の9月末から読み始めた「モンテクリスト伯」を今日読み終えました。
婚約披露宴のその最中に無実の罪で捕らえられ、14年もの間、獄中生活を強いられた若き船乗りのエドモン・ダンテス。 孤島の牢獄での14年の間に最愛の許婚者はエドモンを陥れた男の妻になり、老父は孤独のうちに死んでしまっていた。
奇跡的に牢獄を出たエドモンは、巨万の富を手にし、「モンテクリスト伯」として甦り自身を陥れた人間たちに復讐の裁きを下してゆく。
フランスの文豪、アレクサンドル・デュマの長編小説です。
日本では、明治の中期、関直彦によって「西洋復讐奇譚」の題で翻案されたのが最初だそうで、それから十数年後に黒岩涙香が「巌窟王」という題名で一世を風靡する国民愛読の書としたそうです。
長編の上に、時代が古いので文章の言い回しも難解でなかなか読み進めるのが大変でしたが、大作を読み終えた今は、不遇の人生を歩むことになった主人公が復讐の鬼と化し、自身を陥れた人間たちに次々と制裁を与えていく中での、主人公の思いや、かつての恋人に対する葛藤が描かれていて、とても興味深く読み応えのある物語だったと思っています。
復讐をすべて終えたエドモンに果たしてどんな行く末が待ち受けているのか? 不幸な結末なのか?
または、ハッピーエンドなのか? 読んでいて
それが一番気になったのですが、ここでは敢えてエドモンのその後には触れずにおこうと思います。
ご興味のある方は是非、読んでみて下さい。
もしくは、ネットであらすじを調べてみて下さい。
久しぶりに長期間に亘り読書をして、楽しかったです。
やっと読み終えましたが、ちょっと寂しい気もしている私です。
コメント
2/23 20:36
4. >>3 づねさん
是非、挑戦してみて下さい。(^ー^)
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2/23 19:59
3. >>2 かよさん
7巻まであるのは見逃してた・・・(@_@)
でも読んでみたいと思ったので頑張って読んでみます(*'▽')
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2/23 19:41
2. >>1 づねさん
こんばんは。(^ー^)
コメントありがとうございます。一巻から七巻まであり、一冊も結構厚い長編小説です。読むのは大変ですが、是非読了して下さい。
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2/23 19:25
1. めちゃくちゃ気になったので読んでみようと思います(*'▽')
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