勘違い
若い時は なんで大人はあちこち身体が痛くなったり、髪の毛が薄くなったりするんだろうって思ってた。
自分より明らかに頭も良く、経済的にも豊かで、知識もある大人なのに、そこらへんはどうしようもないのかなって思ってた。
肩こりや腰痛なんて知らない時代は 何がどう痛いのかなんてわかるはずもない。
若い時は、本当に愚かだが今のままで歳をとり大人になれると思ってた。
美貌を維持したまま大人になれる人は限られている。
そこには努力だったり、お金がかかってたりするものだ。
若い気分のまま食生活を続けていれば、多くの場合肥満や好ましくない体調になるだろう。
そして次第に自分自身の世話すら難しくなるだろう。
大人になる。
歳をとる。
老化という事はそういう事だ。
どんな人にも必ず老いは平等にくる。
そうやって人は無になっていくのだ。
別に老いに抗うつもりはない。
そりゃあ すすんでヨボヨボにはなりたくないよ?
ただ、いつまでもシワ一つない大人って変だと思うし。
結局のところ 自分がどんな時間を過ごしてきたのかが重要なのかなっておもう。
後悔しない人生なんて きっと難しいと思うけど。
今 自分は何をやるべきなのかと
自問自答していけば 大丈夫だろう。
お盆になると なぜかしらこんな事を思いふけってしまう。