先日 病院で検診があってから

彼の様子がおかしい…


元々 許されない仲の二人…



いつもの朝のﾒｰﾙがこない日が続き…


そんなある日 車中で二人で雑談してたら…

彼の携帯にﾒｰﾙが


いつもなら ｢いいよ どうせ子供からだし｣と言い 開ける事のない携帯


なのに ｲｿｲｿと

しかも 私に隠すようにﾒｰﾙを開く彼


｢子供さんからだった？ 早く帰ってって？｣と聞きながら 彼を見ると…

口角が上がっている

にやけているのだ


それまで 携帯を見せて と何回か見せて貰った事はある

それは 嫁とどんなﾒｰﾙをしているか知りたかっただけ

馬鹿な理由だ

でも 彼は 本当に卑しい事がないらしく 心良く見せてくれていた

その時も ｢見せて｣ といつものように言ってみた

すると 彼は…
｢いや… ちょっと…｣と 携帯をﾎﾟｹｯﾄに


そういえば 検診に行ってから 見せて貰ってない事を思い出し


｢え？ 嫁からだった？ 見せれない内容？｣と更に突っ込む私に…

｢いや そんなんじゃないけど… 誤解しないでよ｣と 渋々 彼は携帯を差し出した…



続く

※妄想小説
要望が五人以上なら 続きを書きます。