その日は

彼に携帯を戻し 別れた


その翌朝から

以前のように 出勤前のﾒｰﾙがくるようになった

わざとらしい…


心の中は 邪悪なもので一杯だった




二三日後に 二人で食事をして

いつものように ﾎﾃﾙへ…



変わらぬ会話

変わらぬｷｽ

変わらぬ抱擁



だけど 上の空の私…



不倫なんて

お互いの気持ちしかない
なんの約束も

なんの保護も

何もない…

あるのは 二人が惹かれ合う気持ちだけ


その気持ちが 邪悪なものへと変わった今

会いたいなど思うはずもなく

まして 抱かれたいなどとは…


そんな 私の態度に 彼はｲﾗｲﾗし始める


｢そんなに疑うなら 携帯見ればいいよ！｣

見たところで やり取りは削除してるに違いない


見る気もない私の目の前に携帯を置く彼


仕方なしに ﾒｰﾙを開く

ん？ 新着ﾒｰﾙ…

彼には言わず

開けてみる…


女『こんにちは(^-^*)/ どうしたの？ 今日はﾒｰﾙできないって… 寂しい(ﾉ_･｡)』





……………………………







続く




※妄想小説