「生活のたのしみ展」に行きました
先週末「生活のたのしみ展」に行きました
日常の生活を豊かにしてくれる、楽しくしてくれる、そんな雑貨や洋服、食べ物がいっぱいでした
丁寧に作られたモノは、見ているだけでも、ココロを温めてくれますね
今回、海外のものも含めて、アンティークなものが売られているのも、とてもいいなと思いました
ボクにとっての元祖「生活のたのしみ展」は、日本民藝館です
柳宗悦がはじめた民藝運動は、名も無き職人の手から生み出された日常の生活道具を「民藝(民衆的工芸)」と名付け、美術品に負けない美しさがあると唱え、美は生活の中にあると語りました
そして、工芸品は、高級だから、美しいからと飾って置くものではなく、いいモノこそ、日常生活で使うことが、大切だと説きました
使うことで、その良さがわかるし、使うことで、風合いや味わいが生まれ、何よりも愛着が生まれます
日常生活こそ、ちょっと贅沢かもしれないけど、いいモノ、自分が好きなモノを使ったり、着たり、飾ったりした方がいいと思います
海外旅行に行ったり、高級レストランで食事をしたりといった非日常ではなく、日々の当たり前の生活を大切にすること、楽しむこと、丁寧に暮らすこと、そんな豊かさこそが、幸せなんだと思います
その日ボクは、幡野広志さんの写真集と古本と黒パンを買いました
そして、 その日行った知り合いの展示会では、写真を加工した作品を2点購入しました