『人生は選択の連続である』と
ハムレットは言った

かの有名な劇作家ウィリアム・シェイクスピアの作品のひとつである『ハムレット』のなかで、
ハムレット王は『Life is a series of choices.（人生は選択の連続である）』と言った。

この言葉はシェイクスピアの名言として
非常に有名な一文である。

この言葉に対する本質的な解釈は
人それぞれだが、
人生が選択の連続であるという言葉自体に
間違いない。

私たちは、1日に1,000個以上の決断を
していると言われている。

一般的に『決断』というと、人生の一大決心
というイメージがあるが、
実は朝起きてから寝るまで、

今日は何を着ようか？
傘を持って家を出ようか？
何時に家を出ようか？
ごはんは何を食べようか？
などように、毎日小さな決断を
繰り返している。

そしてその小さな決断のひとつひとつが、
自分という人間そのものを形成している
といっても過言ではない。

今の自分さえも、過去の決断の結晶である

通常、私たちは無意識のうちに小さな
決断を行っているので、
『決断が自分という人間を形成している』
といってもあまりピンと来ないと思う。

現在という状況はこれまでの様々な
環境が影響しているが、
その最たるものが小さな『決断』の
繰り返しなのです。

自分の現在置かれている状況もまた、
過去の決断の結果ということができるし、
もっというならば、現在の自分というのは
『過去の決断の結晶』。

今が幸せで充実してる、という方には
関係のない話だが、
現状に不満・不安などのマイナス要素が
ある人は、
それも過去の自分の決断がつくりだした
造形物なのだという自覚が必要。

現在の延長線上に未来があるという
気持ちを持つ。

過去の決断の繰り返しが現在ならば、
現在の決断の繰り返しが未来を形作る
ということにもなる。

『塵も積もれば山となる』という
ことわざがあるように、
現在の小さな決断の全てが未来へと
つながっていきます。

いうなれば、あみだくじのようなもの。
自分で選択した線をひとつひとつ辿って
いった先に、理想の未来が待っている。

私たちは長い年月をかけてたくさんの
決断を経て、そして理想を実現するために、
『現在の延長線上に未来がある』という
意識をもちながら
日々を過ごしていく必要があると思う。

しかし逆にいえば、そのことに気が付いた
のであれば今からでも未来を変えることは
出来ると信じます。