封切り初日に観に行きました。

この作品は、フランス映画「エール」
の英語版リメイクである。

「エール」も良かったが、このリメイク版も
なかなかの感動シーン。

娘を除いて両親と兄は聴覚障害者。
ただ、この家族はやたら明るい。
手話の下ネタもご愛敬。

家族の耳の役割を当たり前に担って
来た娘に歌の才能が開花した事で
家族との関係がこじれて行く。

彼女の歌の才能に惚れ込んで指導する
音楽教師が厳しいが温かくとても素晴らしい。

でも、家族のためにそんな周りの期待に
答えられない葛藤に苦しむ姿が切ない。

果たして彼女の歌声は、耳の聞こえない
家族にいかにして届けるのだろうか。

久し振りに心を揺さぶる映画でした。

その結末は是非劇場で確認してね。