ロスを失くす様にしなければならない

現状燃料発電
石炭、ガス、重油での発電のコストが掛かりすぎ
原子力は反発が強く使えない
再生可能エネルギーは
日本の環境にあった発電システムの確立には
時間がかかる
風力、水力、地熱、太陽、波力、温度差様々な候補はあるが
まだまだ開発途上だ

今出来るのは
送電線の光ファイバー化や超電導ケーブル化と
大規模な蓄電施設の設置だ

実は
電力は送電時にかなりのロスがある
現在使われている鋼心アルミより線では
電力ロスは原発6基分に相当する
これを超電導ケーブルならロスを失くし
光ファイバーならロスを少なく出来る
大規模蓄電施設は既に北海道で建設されてる
蓄電量は72万kwhらしい

使用電力には波があり
大概夜間が下がる
下がった余剰電力を蓄電することで
ロスなく発電した電力を使う事が出来る

こういった施策には
当然莫大な費用が掛かるが
インフラは改修が必要な時期でもある

極論
日本は攻められたら終わり国
自衛官は20万人しかいないし
国民のほとんどが
銃の扱いなどしる訳がない

なら
武器やレーダーの強化より
インフラの整備でお金を回し
内需の拡大と
最新データの蓄積とノーハウの売却をしたほうがいい

エネルギー産業は何も燃料だけではない
けれど
そういった技術があることや
ロスを垂れ流している現状はあまりニュースにもならない
知ってる人は知っているけれど
知ろうとしないと知ることも出来ない

国はあまり技術開発には資金援助しない
原発にはあれほどお金をかけたのにだ

超電導ケーブルは
民間企業3社がプロジェクトを実施している
現実味のある試みだ
そういったところに税金が使われたなら
電力問題も少しはよくなる
クリーンエネルギーを求めてる事は
より効率よく無駄なくエネルギーを使う事が重要で
使い尽くせないエネルギーを見つける事じゃないように思う

エネルギーは
経済の根幹
なのに
原発問題や燃料の問題ばかり

有権者が分かりやすい議題や話題を使うより
そう言った小さな具体案が重要なんじゃないかなぁと
演説を聞きながら思った