昭和50年代の物価は
ラーメンが300円以外で食べられた
最低賃金は450円程
現在はラーメンが
600円ぐらいで
最低賃金は1000円程度
最低賃金は地域毎に違うので大体それぐらい

物価が2倍
最低賃金も2倍だ

ただ問題はそこじゃない

最低賃金で20日8時間働いて16万円程度の収入になるが
そこから税金等を引くと13~14万円位しか残らない
この金額は
生活保護費より低い事が問題だ

必死働いても
生活保護より収入が低ければ働く意味がなくなってしまう

最低賃金は税金や厚生年金や保険料を払っても
生活保護より高くないと
働く意欲や社会復帰の意味が薄れてしまう

最低賃金で働くのは
能力が無いからとか
努力が足りないから仕方ない
とか言う話ではない

それよりも
働くのが馬鹿げてる状況を無くさないと
働けるけど働かない人を増産してしまう
生活保護費は税金
税金は働く人の収入から出ているお金だ
働く人が収入を得なければ破綻する

中産階級の賃上げも必要なのかもしれないけど
最低賃金と生活保護の状況を考えないと
経済とか言う以前に
大きな問題になるように思える