『ロシアが負けるはず無い
だからウクライナへ支援は疑問』
実際はもっと長いのだけど要約するとこんな事を言ったらしい
確かにロシア敗戦は無いと思うが
別にロシアに逆侵攻してロシアを敗戦に追い込む必要などない
重要なのはロシアにウクライナを諦めさせる事だ
NATO加盟国やアメリカは
ポーランドの隣国がロシアになる事
ウクライナの領海がロシアに渡る事
世界有数の穀倉地帯がロシアに渡る事を危惧して
支援をしている

確かにロシアとの国交は此処10年程は良くなって
外交の窓口もある程度開いていたが
今
ウクライナの支援を辞める事は
ヨーロッパやアメリカとの外交に問題を抱えてしまう
ロシア一国を取るか
NATO加盟国を取るかなら
NATO一択だろう

今日本の
石油輸入は中東諸国から
天然ガスは
オーストラリアやアメリカから輸入している

少なくともオーストラリアとアメリカは
NATO加盟国だ
家はIHだから関係ないとは言えない
電力は天然ガスの火力発電が主だからだ

畜産や水産資源もNATO加盟国からの輸入品が多くある
小麦や大麦等も輸入に頼っている

そういった事も踏まえずに
ウクライナの支援を蔑ろにするような発言を
元総理大臣がしてしまう
あまりにも軽率な気がしてならない

外交は
一国とだけするものでは無い
その国との外交が
どの国と関係し
どういった影響を自国にもたらすのかも重要だと思う

困った元総理大臣
少なくとも二人は公的に喋らない方が国益になる気がする