東国原氏が言ったらしい
彼の言う『スティーブ·ジョブズ』はどんな人だろう
開発者としての彼？
経営者としての彼？
起業家としての彼？
まさか仏教家としての彼？
全てを引っ括めた個人としての彼？
最後のやつならそれは絶対日本じゃなくても生まれない

開発者や技術者としての彼は
プログラマーとして超一流だったのだろう
プログラマーと
工業的な職人を同列語る東国原氏
なんとなく違和感しかない

工業技術での起業は
現実的ではない
既存の工場や企業の中での
開発や技術向上なら出来るが
それでベンチャー企業を起こすのは
かなり難しい

職人や開発者に支払われる賃金が安いと言うのは
納得出来る
それは日本の職人が
企業や工場から転職しない事にも原因がある
職人や開発者が
外に出ていく事をするようになると
企業や工場は賃金を上げる
日本の職人は
恩義や義理を意識する傾向が強い為に起きる弊害だ

日本はベンチャー企業が育ちにくいと言う
しかし
成功したベンチャー企業がないかと言うと
そんな事はない

近々でも
アストロスケールホールディングスや
Chordia Therapeutics
モダリス等
成功例はある

欧米諸国に比べ
企業しにくいのは資金集めが難しい事がある
欧米諸国では
パトロン文化があり
パトロンと起業家との交流が盛んに行われているが
日本ではそう言った交流会自体が少ない
だから
スティーブジョブスの様な起業家は生まれないと
言ってるのかも知れないけれど
SNSの発展でそれも
是正され始めている

経営者としての
スティーブジョブズ氏は
いろいろ問題も多かった様だが
マーケティング能力とプレゼン能力の高さは
超一流

確かに
プレゼン能力の向上は必要だと思うけど
経営者なら
豊田章男氏や井深大氏や
松下幸之助氏がいる

スティーブジョブズを
勝手に神格化するのは結構だけど
なんだか的外れにも思える言葉だ